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相続対策日記 第92号 、超久々に見たテレビでFPがイイコトを!、点ではなく面でとらえる意味、学資保険てどうですか?、他

# 相続対策日記 第92号
#令和6(2024)年7月1日


こんにちは、大井研也です。

返戻率という罠。
続きは編集後記で。


先日、珍しくテレビを見ました。

ニュースだったのですが
物価高騰の折、
どう対処すればいいのか?

街の声を拾った後に
FP(ファイナンシャルプランナー)に
インタビューし

キャスターが
しょうもないコメントで
〆ていました。

その際、FPが
「多額のお金が必要になる
 家族のイベントがいつあるか
 書き出して予算とリンクして
 認識できれば
 準備もゆとりをもって
 できると思います」


・家族の年齢
・収入と支出
・イベント
が一目瞭然な表を見せながら
話していました。

まさに
『点ではなく面でとらえる』

言っていることは、そのとおりです。

が、、、

なんかモヤモヤしたのは
私だけでしょうか?

いくら
キャッシュフロー表とイベント表を
リンクさせたところで

物価高がとまらない以上
限界があります。

貯金をしたところで
お金の価値は下がり続けているわけで

ボーっとしているしているのは
実質資産を減らし続けているのと
同じです。

じゃあ、どうするか?

「よし!学資保険だ!!!」とは
な・り・ま・せ・ん。

なりません🙏

「なんで?返戻率は108%だよ!」
「つまり、払い込んだ額より多く
 満期で戻ってくるんだ!!!」

乗るしかない!

このBIG WAVEに!

そうですか……
好きにしてください。

この話は、またいつか
詳しくやります。


ときに、、、

家計のやりくりの話では
こういった話があたりまえに
出てくるのに

相続対策では
あまりでてきませんよね?

たとえば
『納税資金対策』

多くの人は

今現在あるお金と
想定される相続税額を
税理士に計算してもらって

足りていれば
「よかった!これで安心だ」

不足していれば
「どうやって準備しようか?」
「アレを売る?それとも……」

なんてやっています。

実に馬鹿げています。

なぜ、上記FPが提唱したような
キャッシュフロー表なりなんなりで
時系列でとらえようとしないのか?

今だけとらえても
ほとんど意味はありません。

なぜなら、、、

今すぐ相続が
発生するわけではないからです。

今のソレは
人間ドックの検査結果と同じで
その日の結果でしかありません。

キャッシュフローが黒字なら
◯年後には納税資金の準備が
必要なくなるかもしれないし

逆にキャッシュフローが赤字なら

今は大丈夫だけど△年後には
納税資金がショートする
場合だってあるでしょう。

今がすべてさ
いつだって

という生き方は素敵ですが
相続対策コンサルタントとしては
オススメしません。

「今」という点。
「現在」「未来」という線。
線が家族の分だけ重なり、面。

こう考えます。

5年、10年、20年、、、

このスパンで
納税資金対策を考えたら
正しく考えられるはずです。

正しく考えるクセをつけましょう。


【編集後記】

◯◯保険は非常に魅力的だと
力説する人がいます。

「だって払い込んだ額より
 満期になれば
 多く戻ってくるんだから!」と。

ちょっとだけ
ココで語ってましたぁ~
↓↓↓

いつか詳しくやりますねぇ~

ヒントは、、、
今日のテーマと同じです。

投資効率は
点ではなく線でとらえる。

古畑任三郎でしたぁあ。

youtube 大井研也【相続対策ノかんどころ】https://www.youtube.com/channel/UC1QXXsqTlxAa2U4O9-Zo-gg
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