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大学での学び~講義型授業~

今、大学4年生をやってます。

経済学部で、訳あって今はゼミ活動がないため、学部での授業は基本的には「大人数講義型」。

大講義型の授業となると、基本的には先生が説明して、学生は静かに聞く、いわゆる座学になる。

もちろん座学での学びは自分にとっても必要。
それと同時に、学生側も発言したり意見を交わしたりと、インプットをしながらアウトプットもするような学びをしたい思いもある。そっちの方が、なんだろ、より自主性を持った中での学びになりそうで。(まずは一人で自主性を持つ意識が大事だけれども。)

この学び方は大講義でも可能だと思う。学んだことを基に、授業内で学生同士で考え議論する。

現にそうした機会を作ろうとする先生もいらっしゃる。
「どう思いますか?」「近くの人と話してみてください」などと投げかけ、その後当てて発言機会を作ってくれたりする。

しかしここで問題なのは、基本的にバラバラ自由に座っている学生同士はお互いを知らず、話しかけることも躊躇い、中々議論が弾まない。

初めましての人といきなり話そうにも話しづらい。日本人特有の性格・気質も相まってだろうけど。

こういう時、「もう一歩あれば・・・!」って思う。

例えば大きな講義空間に「A,B,C,D,・・・」とグループの区間を作り、
「授業では、生徒同士の話合いの時間を設けます」とシラバスに書き、
授業で「では、今座っている席の区間の人達と話してみてください」と伝える。

例えばこうすると、知らない者同士での急なディスカッションへのハードルもぐっと下げられるのではないか。

みたいなことを思ったので、とりあえずその授業の先生にメールを送ってみようと思う。「こんな風であるとより嬉しいです」といった学生からの要望として。

ここで考えたいのは、大学の先生がそれをするインセンティブは何ってこと。

研究が本職である(授業は本職ではない)大学の先生方には、そもそも授業をより良いものにするという動機は持ちづらいと考えられる(偏った見方だろうけど)。

とはいえ、学費を払う学生への授業提供は一つのお仕事だし、何より学ぶ意欲のある学生が寄ってくることに嫌を覚える先生はいないのではないか。(それがその先生の研究分野であればなおさら。)

という仮説を持って、とりあえずメールを送ってみよう。
これまでこうした働きかけは何もしてこなかっただけに、自分にとっては新たなチャレンジ。

いずれにせよ、
大学の授業の中で、より学生同士が頭を動かし、議論を交わしながら学びが出来るといいなって思う。

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