5円のレジ袋が必要とされなくなるなら、俺は何円の価値がある?

7/1からレジ袋が有料化した。

僕もアルバイトで、新方式への順応が求められることになった。

結果として、印象、八割ぐらいのお客様から「レジ袋いりません」との反応。

まじか。すげえな。驚いた。こんなことやって効果あるのか、と思ったけど、明らかに効果が出ている。

ほとんどのお客様は、リュックサックなり、トートバッグなり、カバンを持っている。5円を払わずとも、カバンにその品物を入れれば事が済むのである。よく考えれば、多くの人にとってレジ袋は必要とないものだったのだ。


人はお金が絡むと途端に躊躇する生き物だ。

例えば、コンビニのトイレが有料だったら?

僕の場合はコンビニのトイレに行くときは相当な便意尿意に襲われているときだから、100円でも500円でも払ってしまうかもしれない。

でも、渋谷ハロウィン前にコンビニのトイレで着替えたりするような輩は、圧倒的に減るはずだ。


そして、ふと思う。僕の価値はいくらだ?

なかなかライブの集客が集められない。チケット2000円のライブで集客ができず、誰も自分のお客が居ない状態でライブをしたことも沢山ある。

チケット500円のライブイベントに出演したこともある。でも、集客はノルマの10/1にも満たななかった。

(もちろん、お越しいただいた方には本当に感謝しています!)


もっと考えてみれば。無料のYoutubeの動画。最新の演奏動画の再生回数が60回程。600人のフォロワー数から考えると、少し寂しい。


ライブ会場に多くの人の足を運ばせることはおろか、

スマホの指先一つを動かすことすら、大変に難しいことだ。

だからこそ、どうやって人を動かせるかを考えるのは、やりがいがある。


「環境問題を考えてもらうためにレジ袋を有料化します」と公的機関のHPに書いてあった。

「俺の価値を考えてもらうためにこのnoteを有料化します」

…うん。今の僕を、だれも買ってはくれないだろう。


レジ袋より価値のある人間に、僕はなりたい。

そんなことを思いながら、炭水化物を減らし、ダイエットを始めた。


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