#2 第一号物件の購入と衝撃の展開
初めて不動産投資として購入した物件は、札幌の中古マンションでした。スペックはこんな感じです。
2011年頃にホームページ上でお問い合わせしてから関係が始まった不動産会社が得意としていたエリアが札幌だったということもあり、ご提案いただいた物件を購入した運びとなります。
当時まだまだ若造だった私に、物件紹介から融資から何までとても熱心にアレンジしてくださっており、かれこれ5年ほどやりとりさせていただいた末に購入となりました。
その間も購入申し込みをしては売主さんの都合でキャンセルになってしまったり、融資打診をしては銀行に断られたりしてしまったり、様々な経緯がありました。良い物件だったからどうかはさておき、長くお付き合いいただいたこの営業の方には大変感謝しています。
そんなご縁で札幌のマンションを購入しましたが、実は札幌には縁もゆかりも何もありませんでした。修学旅行で行ったり、社会人になってから出張で行ったり、その程度のご縁でした。
さらに言うと、最終的には物件を見ずに購入しました。基本は見に行った方が良いと思っていますが、サラリーマンで限られた時間の中で札幌まで物件を見に行くのはなかなか難しく、最終的にはいただいた資料ベースでの購入でした。今思えばなかなか強気な(無謀な)デビューだったと思います。
そしてこの不動産の購入は、法人設立しながらの購入でした。これも半ば勧められるがままにその決断でしたが、サラリーマンの収益で十分生活は成立していたため、生活費と不動産経営は切り分けて運用するべく法人化での運用にしました。
そんなこんなで2016年5月より、私のオーナーライフはスタートしました。小さな頃から家が好きな私にとって、期待で胸膨らむ、長年夢見てたオーナーライフでした。どうやって今後この法人を大きくしてゆこうか、どんな物件拡大を描いてゆこうか。
その月末、早速、不動産管理会社からファーストコンタクトがありました。
ご連絡をいただき、とても複雑な気持ちになりました。これまであまり人の死に直面したことはなく、こんな形で触れることになるとは思っていなかったからです。お会いしたこともない方ですが、素直に悲しい気持ちになり、メール越しにご冥福をお祈りしました。
一方で、マンション経営への不安もよぎりました。この部屋は今後どうなるのか、オーナーとしてどういった対応しなくてはならないのか、きちんと収支は成り立つのか。いきなり窮地に立たされた気持ちでした。
その後の展開はまた次回綴りたいと思います。
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