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37歳になって「今」思うこと。

長崎に来て3回目の誕生日を迎え、37歳になりました。
縁もゆかりもなかった長崎は、発見や驚きの連続で、家族と一緒にこれほどまでに楽しめるとは思っていませんでした。(とにかく最初の頃は、いや、今もですけど、60歳以上の方の方言がまったくわからない…唯一わかるのは「センバッサ!」笑)
その中でも特にインパクトを受けたのは『白身魚の衝撃的な美味しさ』でした。
三方を海で囲まれている長崎は、魚の種類が全国で1位なんですが、その中でも白身魚の美味しさといったら衝撃的で、しかもめちゃくちゃ安い。
いきなりなんの話やねん!
って感じですが、長崎県民は小さい頃から当たり前のようにその美味しい魚たちを食べていて、その価値に気がついていないので、このタイミングで長崎を代表して言わせてもらいました!(あー、スッキリした)


そんな自然豊かな長崎で自然と触れ合い、自然から学び、五感をフルに使いながらスクスクと成長していく娘を見ていると、このタイミングで長崎に移籍してきたことが運命のように感じるほどです。(ポケットには常にダンゴムシが…)
キャリアを振り返ってみると、約3年に1度のペースで移籍してきましたが、妻はその度に新しい土地へ行くことにワクワクしてくれて、そこでの出会いやご縁を大切にし、生活に更なる彩りを加えてくれるおかげで、僕自身安心してそして全力でサッカーに情熱を注ぎ込むことができます。(そしてどこの土地へ行っても、僕よりコミュニティを広げてる…笑)
人生と一緒で、サッカー選手としての人生も若い頃に比べたら確実に終わりは近づいています。それは決してネガティブなことだけではないと思っています。なぜなら、終わりを意識できるということは、時間の有限性を理解できているからです。「今」というこの瞬間の尊さや価値も、年を重ねるごとにより深く理解できるようになりました。
それは娘と過ごす時間や成長する姿からも時間の尊さを感じるようになりました。(直近で言うと、後1年で大浴場に一緒に入れないとか…入れないとか…入れないと…か。)


以前も妻の言葉を引用させてもらいましたが、「今日はきっと、20年後の私がタイムスリップに大金を払いたいほど尊い一日」と言います。
まさにその気持ちで日々過ごすことができているのは、家族とサッカーのおかげです。
「今日もよい日にしようね」と始まり、「今日もよい1日だったね」と言って1日が終われるように、毎日を丁寧に丁寧に過ごしていきたいと思った37歳中年に軸足を突っ込んだ男からでした!!!

今回時を同じくしてアニエスベーの40周年を記念したインタビューに家族で参加させて頂きました。その時の関係者の方やカメラマンさんが等身大の都倉家を撮り、記事にしてくださり素敵な内容になっております!

https://www.agnesb.co.jp/campaign/40th/

Photography: Asuka Ito
Special Thanks: agnès b

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