”現役大学生”のフィリピン１人旅！実際に起きたアクシデントや感動したことをノンフィクションでお伝えします！

2023年6月4日 17:10

こんにちは！大学生のKENTOです！
今回は2023年に行ってきたフィリピン1人旅の出来事をお話します！

これから旅行に行きたいと思っていて人や、フィリピンに興味を持っている人に届けられればと思っています。ぜひ楽しみながら、読んでください！

【1日目】

・成田空港を出発

飛行機はセブパシフィック航空という格安LCCです。
持ち物はリュック1つだけで、中身は私服3セット、部屋着2セット、モバイルWI-FI、パスポート、スマホ、財布、シャンプー、お尻ふき2セットが入っています。重さは約4キロほどです。
※ちなみフィリピンのトイレにはトイレットペーパーがないことが多いので、お尻ふきは持参した方がいいです！

成田空港に到着後、
セブパシフィック航空のチェックインカウンターで30分ほど並び、荷物検査、検疫所を終え、いよいよ飛行機でフィリピンの首都マニラに向かいます！
成田からマニラまで約4時間であり、初めての1人旅で緊張とワクワクを感じていました！そして滑走路を走り抜け、飛行機は日本を飛び立ちます。

・ニノイアキノ国際空港到着

マニラのニノイアキノ国際空港に到着しました。
日本人が一人もいないことに気が付き、「本当に海外に来たんだな！」と胸が躍り、ニヤケが止まりませんでした（笑）

まず最初に向かったのは両替所です。
クレジットカードはあるものの、フィリピンの買い物のほとんどは現金が主流なため、即時両替しなくてはなりません。
フィリピンの通貨は “ペソ” といい、およそ1円=0.4ペソです。私はこの日、1万円を4000ペソと両替しました！※フィリピンの最低賃金は1日で約500円＝20ペソらしいです。

その後、宿場に向かいます。
というのも、マニラに到着したのは夜中の0時であり、飛行機の疲れもあり、速く部屋で休息を取りたかったのです。
空港から予め予約していた宿場までは、徒歩で10分。宿場は今流行りのAirbnbで予約をしました！
そして、宿場に到着するとAirbnbの管理人さんから部屋の鍵をもらい、1日目が終了しました。

【2日目】

・朝食のマンゴー

フィリピン到着から一夜が明けて、朝ごはんの買い出しに行きました。
街中には屋台が多くあり、特にフルーツが多く売られていました。私は日本にいる時から、フィリピンで最初に食べるのはマンゴーにする！と計画を立てていました。マンゴーは2つで約150円であり、日本で買う1/5ぐらいの安さでした（笑）

そして宿場に戻り、部屋の中に用意されていたナイフで皮をむいて、いざ実食です。その味はあまりの甘さに、思わず笑みがこぼれてしまいます。

・Airbnbの管理人さん

朝食を食べてから少し時間が経った頃、管理人さんが私の部屋の周りで清掃をしていることに気が付きました。管理人さんに「Good morning!」と声をかけて、少しだけお話をしました。
勇気を出して声をかけたものの、私は英語をほとんど話せません。
せいぜい、「Good morning」や「want to」くらいしか話せないのです…

ただ管理人さんはすごく人が良く、ゆっくり、分かりやすい単語で会話をしてくれたため、話の内容を理解することはできました！
15分くらい立ち話をしていたのですが、その中で、フィリピンを観光するなら「Grab」というタクシー配車アプリを使うといいよ、という有益な情報を教えてもらいました。これはUberのようなアプリです。
これがきっかけで、この先のフィリピン観光の移動手段はほとんどGrabを利用しています。

・マニラ動物園

宿場を立ったあと、フィリピン最初の観光地にはマニラ動物園に行きました。マニラ動物園には、ゾウ、ライオン、トラ、ワニ、などの定番の動物から、フィリピン固有の蝶々など、動物と珍しい虫を見ることができます。

ただ入園するまでに、すごく苦労がありました…
それは、チケットの購入です。チケットは基本オンラインで購入しなくてはいけないのですが、住所などの個人情報も入力する必要があり、しかも日本の住所を入力することができなかったのです。
それでやむを得ず、事前購入することを諦めて、現地で購入することにしました。しかし、現地ではオンラインで購入した時に表示されるQRコードを見せなければ、入園できない仕組みになっており、動物園の入り口付近で、係の人にカタコトの英語で事情を説明して、何とか入園にこぎつけました…

そして、動物園にいざ入園し、売店で売っていたホットドッグを食べながら、美しい蝶々や勇ましい動物たちを見ることができました！

その後、動物園をでた後は、次の宿場に向かい、チェックインをしました。そして、夕食の買い出しや、途中道端で売られていたヤシの実のジュース（約100円）をデザートとして買い、ホテルの中で2日目を終えました。
※ちなみにヤシの実のジュースは想像以上にまずいです。例えるならOS1。

【3日目】

・オーシャンパーク

3日目には朝からマニラオーシャンパークというフィリピン最大級の水族館に向かいました。
ここは入場料が1770円ほどしてフィリピンにしてはとても高く感じます。しかし、同時に写真映えするくらいに内装がオシャレだったり、海の魚以外にもアシカショーや、鳥のショー、爬虫類コーナーなどがあります。そのため、なんだかんだで4時間くらい滞在していました。

入場するためのチケットは予め、ホームページからクレジットカードで支払いを済ませており、ちょうどキャンペーンも重なって少し割安で入場することができました。そのため、時期によっては値段が変わっていることもあるかもしれません。

・タクシーのぼったくり

水族館から次の目的地「サンチャゴ要塞」に向かう間で、本当に怖い体験をしました。
それは、タクシーでの出来事です。

通常であればGrabでタクシーを呼ぶ予定だったのですが、たまたま別のタクシーのおじさんに声を掛けられて、乗り込むことにしました。

そして移動中、ドライバーは私に会話をしてくるのですが、カタコトで聞き取りが苦手な私には何を言っているのか分りません。
その結果、ドライバーの機嫌が損なわれ、助手席をバンッと叩き、空気が重たくなっていました。

その後、目的地に到着するのですが、運賃が通常の2倍の額を請求され、怖さのあまり、早急に支払いを済ませ、タクシーから降りることにしました。
いい出会いもある反面、悪い出会いもあるのだと旅行を通じて学びました。

もしタクシーに乗る機会があるなら、必ず安心なGrabを使いましょう。

・サンチャゴ要塞

タクシーを降りて、ようやくサンチャゴ要塞の観光です。
ここは、フィリピン人がイギリスやアメリカ、日本に占領されていた頃の中心地であり、その歴史を体感することができるスポットです。そして、現在ではフィリピンの重要な観光スポットとなっており、近隣はお祭りのように人が大勢集まっていました。

・マニラ大聖堂

特に観光の予定に入れていなかったのですが、サンチャゴ要塞の帰りに、たまたまマニラ大聖堂を見つけて、入ることにしました。入場料は無料であり、あまりの建物の迫力に、「すごい！」と口が空きっぱなしになっていました（笑）

大聖堂はキリスト系の信者が数人お祈りをささげており、近くにはお土産屋さんが数多く並んでいました。

【4日目】

・マニラ国際博物館

この日最初に訪れたのは、マニラ国際博物館です。入場料は無料です。

私はアートには疎いのですが、入園と同時に大きな絵画が展示されており、あまりの迫力に圧倒されていました。
展示スペースは建物3階まであり、館内の広さは東京国立博物館と同じくらいあると思います。
全てのアートを見るのに1時間半くらいかかりました。

・屋台のおばちゃん

マニラ国際博物館を出た後、ちょうどお昼時であったため、昼食を取ることにしました。
昼食は、屋台料理を食べます。この日食べた昼食はパレスという謎の汁です。
味は香辛料で少し辛く、香りも悪くありません。
ただ原材料が何かが一歳わからない食べ物でした。

パレス売りのおばさんと少し会話をしながら昼食をとっていたのですが、そのおばさんは昔日本に住んでいたらしく、日本語がとても上手でした。
これまで1人も日本人には会えなかったのですが、まさか日本語を話すフィリピン人に会えるとは思いませんでした。

・SMモールアジア

マニラ国際博物館を観光した後は、Grabでタクシーを呼び、SMモールアジアに向かいます。
このショッピングモールはアジア最大級の大きさを誇り、単純な敷地面積で言うと、日本の幕張イオンと同じくの広さがあったと思います。

SMモールアジアには、旅の目的の一つでもあったハードロックカフェのバッチを買うために訪れました。そして、バッジを見つけて購入したのですが、1個約3000円であり、フィリピンに来てから最も高額な買い物をしてしまいました。バッジだけで3000円はさすがに高すぎて、手持ちの所持金をほぼほぼ底をつきました。

・宿の住所が間違っている

SMモールアジアから、宿場に歩きで移動しました。そしてここで、思いがけないアクシデントが起こりました...

それは、「予約していた宿の住所が現地に行ってみるとどこにも見当たらないということ」です。
宿場の予約はbooking.comでしたのですが、提示されている場所には工事現場しかありません。恐らく場所を移動したのかもしれないのです。

その後残り少ないスマホの電池と戦いながら、周辺を探したり、現地の人に聞き込みをするのですが、一向に見つかる気配がありません。
そうこう焦っていると、それを見かけた現地住民が10人くらい私のところに駆け寄ってきてくれました。そしてその後、探していた宿場にたどり着くことができ、本当にフィリピンの現地の人の恩義に感謝の言葉しかありません。

【5日目】

・食べ歩き

この日は実質観光最終日です。しかしこの時の所持金は残り2000円ほどでした。
お金が残り少ないことから、タクシーで移動もできないし、何か豪華な買い物も一切できません。
そのため急遽、お金をあまり使わずにできる、マニラの屋台食べ歩きを日中ずっとしていました。

マニラの屋台飯は、高くても300円程度です。
そして私はハンバーガー(20円)、バナナのお菓子(100円)、ドーナツ(60円)、グロテスクな卵(50円)など合計1000円分の食べ歩きをしました！
そしていくつかは宿場に持参し、お酒を飲みながらこの日を終了しました。

【6日目】

・成田空港到着

そして最終日を迎えます。
早朝に荷物をまとめて、宿を出発し、ニノイアキノ国際空港をでます。
空港では事前に申請したオンラインチェックインのおかげで、チェックインカウンターはすぐに通り抜けることができました。
その後荷物検査や検疫検査もなんなり通り抜け、無事に飛行機に乗り、4時間後日本に到着しました。

終わりに

今回の記事は、よりリアルなフィリピン旅行の内容をお伝えできればと思い、ストーリー形式でお伝えしてきました。

何か他にも知りたいことや感想があれば気軽にコメントしてください！

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