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現役大学生から学ぶ!初めてのマーケティング!"マーケティングプロセス"

こんにちは!大学生のKENTOです!
最近、マーケティグという言葉をよく耳にするようになりましたが、どのようなモノなのか、よくわからない….そんな人に向けてマーケティングの一連の流れである、”マーケティングプロセス”をお伝えしていきたいと思います!

今回の記事は、現役の大学生が実際に大学で学んだことを、
マーケティングを知らない人にでも、分かりやすくお伝えすることを目的に執筆しました!


マーケティングプロセスとは?

まず、マーケティングとは、「売れる仕組みづくり」と言われています。
例えば、お水を販売するとしましょう。お水を販売しようとすると、競合他社には、"天然水"、"いろはす"、"evian”などがあると思います。
マーケティングでは、これらの類似商品のある市場で、勝つための戦略や、戦術を立てることを目的としていきます。

そして、競合に勝つための、戦略や戦術を立てるマーケティングの一連の流れを「マーケティングプロセス」と言います。

石井淳蔵, 2021, 『1からのマーケティング』

マーケティングプロセスは図の通り、目的→調査→STP→…という流れで進んでいきます。
以下からは、より具体的に①〜⑥までの項目を一つずつ説明していきます!

➀目的

まず目的の設定は、マーケティングを行う上で、一番重要な項目となります。

抽象的な表現では、経営理念をもとにした指標であったり、売上高という具体的な数字で表されたりします。

➁調査

次に調査は、自社や競合の立ち位置を把握したり、お客様の求めている価値を解き明かすために行う活動です。調査方法としては「3c分析」や「PEST分析」があります。

3c分析、では自社、競合、お客様の立ち位置や価値観を調べて商品企画の方向性を決める材料にします。

3C分析

PEST分析、では政治、経済、技術、社会を把握することで、時代と共に変わりつつある世の中のトレンドや流れを掴むことを目的としています。

PEST分析

例えば、「美味しい水を作る!」とします。
しかし美味しい水は人によって定義が異なり、
お腹の健康を考えている人であれば「白湯」を購入するかもしれないし、仕事終わりにピリッと刺激が欲しい人は「炭酸水」を買うかもしれません。

より具体的に自社で開発する「美味しい水」の定義を定めるためなどに調査を行います。

➂STP

続いてSTPは、調査した内容から、お客様のニーズ競合に負けない売り方を模索するために行う活動です。

S」はセグメント(細分化)の略です。
男女、年齢、都道府県、価値観などの切り口で、お水の市場を細かく分類分けしていきます。

セグメント

T」はターゲットの略です。
Sで細分化した市場から最も自社に合う市場を探し出し、決定していきます。

ターゲット

P」はポジショニングです。
決まったターゲット市場において、競合となる企業とどのように差別化していくのかを検討していきます。

ポジショニング

④4P

そして4P(価格, 流通, 商品, 宣伝方法)は、その製品のウリや特徴、販売ルートなどを整理していきます。

価格では、損益分岐点を割り出した後に、適正な価格を市場価格浸透法コスト積み上げ法で決めていきます。

流通では、商品をどのような場所で販売することが一番購入につながるのかを検討していきます。

商品では、パッケージやキャラクター、ロゴマークなどを駆使してお客様に選ばれるものを作っていきます。

宣伝方法では、WEB広告やチラシ、HP、SNSなどの方法のうち最も効率的で効果が最大になるものを選んでいきます。

以下では、例えば女子大の次年度の入学者を増やすために、宣伝として水を無料配布するという戦略を紹介します。
他社の水とはそもそもの市場競争にもならないため、確実に水のペットボトルを手にとってもらえるのではないでしょうか。

4P

⑤⑥実行

これらを踏まえて実行、そして評価に移ります。

これまでの戦略が正しく実行できたのか、そもそも戦略は正しかったのか、などを評価することで、次のアクションに繋げることができます。

そもそも水の配布で良かったのか、かかった費用に見合う集客と売り上げが実現できていたのか、などを測定することが大切となります。


終わり

今回の記事は、現役の大学生が実際に大学で学んだことを、マーケティングを知らない人にでも、分かりやすくお伝えすることを目的に執筆してきました!

今回の記事を読んで少しでもマーケティングに興味を持っていただけたら幸いです!

これからも大学で学んでマーケティングについて、ぜひ楽しんで読んでください!

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