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地球は丸い 留学生日記#3

幸いなことに地球は"丸い"。

言語や文化・生活様式は違えど、ここには同じ惑星で生まれた人間しか存在しない。
だからこそ、言語を学べばバックグラウンドとか知らずとも会話はできる。
今日をもって何気ない日常はお終い。
こっちで出会えたみんな、
Auf widerstehen!! Ich freue mich, euch zu wiedersehen!!

こっちにきて、大学の語学コースにはよく助けられた。
初めのコースでは若干19歳のフランスの女の子(コイツとは長い付き合い)やスロバキアから来た身体が俺の2倍くらいあるまだ高校生の男の子、イタリアから来た口数の少ない好青年、空手をやっていたポーランドから来た同い年、建築業をやってるエジプトの兄貴分、ずっとスウェーデン人と勘違いしていたフィンランド人のお姉さんなど色んな仲間もできたし、交流のプログラムとかもいっぱいあって本当に楽しかった。あっという間の1ヶ月間だったけど充実してたなと。
2つ目のコースは4ヶ月くらいだった。前回と比較して、インドからイングランドに移住したオバさんやフランスから来た女の子(コイツとは一緒にクラス昇格して計5ヶ月くらい一緒のクラスだった)、ウクライナから来た女の子やポーランドから来たウィーンで大学行きたい数学好きのナイスガイ、ハンガリーから来て医学部を目指している子など長く一緒に過ごした人ばかり。前回は行かなかったけど、今回はクラスのみんなでご飯も行ったし日本食にみんなが興味を持ってくれたから、日本食のレストランにみんなで行った(うどんと丼が綴上どっちもDonになるから、みんな何が違うんだって言って混乱してたのはいい思い出笑)。みんなとは3回も難しい昇格テストあっても乗り越えてきたし、毎日朝7:45に家を出て、9:00前にWie geht’s dir?って話して、9:00〜授業を一緒に受ける。そして、11:30になったらBis Morgen!かSchönes Wochenende!って挨拶して帰るってのが自分の中でルーティン化してきてた。だから、今日をもってそれも終わりなのかと思うと寂しくなる。
最終日は、Abschiedspartyなんか言われててなんかちょっぴり悲しくなっちゃうけど、まあ出会いもあれば別れもある。こんなことは分かってたこと。でも、これが非日常だったってなかなか受け入れられない。もう2度と同じメンバーでドイツ語の授業を受けることはないし、大抵の人とはもう2度と会うことはないかもしれない。
でも一つだけ言えることはある。

可能性は0じゃないということ。

幸い、地球は丸い。一つの惑星だ。
会いたいと思って会えるもんでもないかもしれないけど、同じ惑星に住んでいる以上、ばったり出くわすことはあるだろうし、誰かが日本に、自分が彼,彼女らの国を訪れることもあり得るだろう。
だから、Abschiedじゃなくてさ、Auf widerstehen!くらいでいたいよね。また会える時を信じてさ。

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