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Hörübung 大学生日記#9

「お前、読み書きはできんねん。でも、リスニングできてないねん。もっとリスニングやらんと。リスニング取り敢えずやれよ、特にお前の場合聞かれてることと答えてることが違うことあるから。」

と、口頭試験後すぐにドイツ語の先生に言われた。
正直に言うと、そう言われることはわかっていたし明らかに足を引っ張っていることがわかっていた。
対策もめちゃくちゃしたのに、スコアが悪いなんて悔しい。ただただ悔しかった。
3日家に篭ってマジになって対策してもこれかよと。
自分の脳みそマジで腐ってんじゃないんかって疑う。
まあでも終わったことだから仕方ない。
まだ足りなかったってだけ。
もっと必死にやろう。


耳のお話

そんなことは置いといて、こっちに来て感じたことは外国人の聞き分けるがめちゃくちゃいいと言うこと。
「これってドイツ語でなんて言うの?」
と外国人の人が尋ねたら、先生が単語や表現を返してくれるのだが、絶対先生の発音を聞きよう聞き真似でできる。
俺は自分のこの耳にはすごい自信があった。どんな試験であっても、どんな言語であっても読解よりもリスニングの方が点数が高く、リスニングが試験の頼みの綱になっていた。現に点数にも出ているわけだし、俺はリスニングはできる。そう思い込んでいた。そんくらい絶対的な自信がリスニングにはあった。だからこそと言うのもあるが、人生で対策という対策、勉強という勉強なんてしたことなかった。
しかし、こっちに来た瞬間、完全にその自信が崩れ落ちた。リスニングの問題を授業中やった時、周りの人たちは圧倒的に聞こえている。
「なぜ、○○は△△した?」
とか聞かれたら必ずと言っていいほど正解を言う。
「俺は何もわかっていないのに、なぜわかるんだ?」
そんくらいには傲慢だったし、だからこそ衝撃的だった。
先生の発音も真似できるし、発音を書き起こすことができる。
こんなに差があるとは思わなかった。
自分の取り柄が壊された。
彼らの耳にジェラシーすら感じた。

昔から俺は耳がいいと思い込んでいた。故に、勉強をしてこなかった。完全にそのツケが回ってきた。何度人生でそれを経験しても学ばない。なぜ、井の中の蛙なのにも関わらず傲慢になってしまうのか。自分に心底腹が立つ。
まあ、ただ人間って何回も天狗の鼻を折られて強くなっていくんだろうなって。
この手の失敗は、俺の性格上、この先の人生でも何度もするだろうなって。
でも、未然に防げないわけでもないだろうから、もっと謙虚でいよう。何事も謙虚に自分に疑いを持って生きていこう。

疑え

毎回、こういうことがある度に高校の頃の師の言葉を思い出す。
「自分の知識に疑いを持て」
と。
どんなに知っていると思い込んでいる知識の中にも、意外と見落としてることはある。傲慢な奴はそれを拾うことができないけど、謙虚にコツコツやってけば必ずと言っていいほど伸びる。チリツモや。

もっと自分を疑おう。そして、もっと謙虚に生きていこう。

へい、バイエルン

よくも胸糞試合やってくれたな。
でも勝つ。Mia san Mia
だから、ファンでいるの辞められないんよ。
Kaneには本当に足向けて寝れません。いつも救ってもらってます。Thanks a lot!!
LewyがバイエルンでCL制覇っていう夢叶えた。次はバイエルンでその夢を叶えるべきは貴方だよ。Kaneさん。
バイエルンは今シーズン残りの2つのタイトルを獲ろう。Kaneが尽くしてくれている以上、バイエルンはKaneに最高のプレゼントをしないとね。

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