双子育児戦略日記①

双子育児は、大変ということを散々聞いていたので、ボンベイさんの本やInstagramなど双子育児本、ブログを事前にある程度みて、ツールもある程度はそろえていたものの、やっぱり始まってみると大変でした。

そこで、いかに子どもが満足して生きていけて、親のキャパシティーオーバーが発生しないようにするかを探求しています。親のキャパシティーオーバーが発生すると、子どもが雰囲気を察するでしょうし、子どものためにも親のためにもならないのでは、と個人的には思っています。


1 前提

育児は、子どもの性格、家族の考え方etcで最適解は異なるかと思っています。

我が家は共働き、妻は産休育休を取得、双子退院後は、私を含め妻の実家へ(いわゆる一時的なマスオさん状態)、実家と自宅の距離は近くもなく遠すぎもせず、昼間は妻の両親に別の部屋で預かってもらって、現在は、在宅勤務をしています。仕事量は多めで、ちょうど双子退院後の時期から、いろいろな締め切りが次から次へという状態です。

2 退院前の準備

時期的に、おむつやおしりふき、体温計など、ベビーグッズが高騰したりしていたので、事前にある程度、タイミングをみて、買ってはいました。

哺乳瓶は2人で3本あればいいか、と当時は、思っていました。

姪っ子にあげた、すやすやメロディも、ちょうど戻ってきて、子どもがぐずりだすなか、ミルクを準備する時間などに、重宝しました。


3 退院後

病院では三時間おきにミルクをあげていたので、退院したら3時間おきにおきるのか、大変だな、と思っていたときもありました。

が、大変な日は1時間おき・・・。双子は小さめに産まれるので吸う力が弱く、ミルクを飲むのに時間がかかる。。このままでは死んでしまう・・・ということで、様々なツールを導入していきました。

①哺乳瓶

まず、哺乳瓶の本数を増やして、夜、洗わなくてすむようにしました。

3本→4本→6本と増え、明日からは8本体制へ。

追加の哺乳瓶は、将来をみすえて、大きめサイズ、物心ついた後、「あっちがいい」と言わないように柄を揃えています。

②ママ代行ミルク屋さん

同僚のすすめもあって、早々に導入したのがママ代行ミルク屋さんでした。退院前からAmazonのベビーレジストリには突っ込んでいたものの、必要に迫られて、即買い。

残念ながら、双子は最初は吸う力が弱く、ガスもたまりやすいので、これだけでおまかせモードにはまだなっていませんが、目下、試行錯誤中です。


③ Cカーブ授乳ベッド おやすみたまご

落ち着いたと思って布団においたら・・・問題に対応するべく、おやすみたまごを導入。ミルクをあげるときに、哺乳瓶をおくるみでうまく固定してあげると、最初は1人で飲んでくれるのでお役立ちアイテムです。

そして、おやすみたまごの夏の欠点、保温性が高くて汗をかく問題に対処するため、ひんやりミニブランケットも導入することに。

④ネムリラ

最初はミルクをあげて、おむつを替えれば寝てくれたのに、それでも夜中むずがるということで投入。おおきいので、自宅に戻ってからと思ってましたが、どうせ使うなら、早い方がよいだろうということで。ミルクをあげて、おむつを変えて、(ときにはあやしてから)これにのせることで、泣き叫ぶことがだいぶ減りそうです。なお、ネムリラの音楽は親の睡魔も誘ってきます。

⑤電気ポット

電気ポットは実家にあるからいいかと思っていたのですが、昔からのもので、80度保温しかできないので、70度保温ができるタイプをAmazon夏先取りセールで購入。夜中に眠気と戦いながらミルクを冷ます時間を少しでも短縮すべく。

⑥バランスボール

自宅にはリングなしのものがあるのですが、自宅に戻るまで待てないという要請を受けて導入します。あやすのがスムーズになることを期待。

4 生活スタイルの修正

当初は、休日実家スタイルを想定していたものの、コロナで入院中会えなかったこともあり、原則実家スタイルにしました・・・が、2週間、夜を中心にした育児とそれ以外の時間の仕事というのを妻実家でやってみて、いざ自宅に帰ってきたところ、疲労の大波に襲われました。育児はずっと続くので、継続性を考えるとこのままではまずいと感じ、原則隔週スタイルへ変更。
自宅でストイックに仕事→実家で夜、双子の面倒を見て昼、在宅勤務の生活にしました。

1週間自宅にいると、双子の顔を見たくなってくるので、このペースがうまく続くとよいのですが・・・。


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5 試行錯誤は続く

今は、授乳頻度が高くてかなり大変な時期とはいえ、大人の手が多いのですが、数カ月後には、これを夫婦で回さなければいけないという試練が待っています・・・。そのために、双子には愛情はそそぎつつも、構いすぎると手が減ったときに詰む(かつ、夜中に起きる頻度があがってしまう)おそれが高いので、バランスを、諸要素に配慮しつつも探っていく日々が続きます。

育児は、①業務(育児と仕事)効率化をはかるとともに、②先例に学びながらも、時代(家族構成も就労状況も使えるツールも違う)や個々の子どもの性格を踏まえ、子どもの満足感をなるべく維持しつつ、将来を見据えて親の負担をオーバーフローさせないよう試行錯誤しながら進めていくといったあたりは、仕事に通じるものがあるので、これが仕事にも良い効果をもたらすのではないかと期待しています。

双子は大変さも2倍近いですが、かわいさは3倍はあるので、あとは、親の工夫で大変さをいかに減らしていくか、、が肝かなと思う次第です。







双子の育児に使わせていただきます!