クリエイターエコノミー協会設立に寄せて
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クリエイターエコノミー協会設立に寄せて

クリエイターエコノミー協会の設立が7月8日に発表されました。協会を設立することが決まってから、事務局として中心的に関わってきたなかで考えていることを、綴ります(なお、一個人としての見解になります。)。

クリエイターエコノミーとは

クリエイターエコノミーという言葉は、日本ではまだまだ一部の人にしか普及していない言葉かと思います。クリエイターエコノミーを定義するにあたっては、Newspicksの特集のほかは、主に海外の記事などを探しました。

様々なインターネットサービス(SNS、CtoCサービスなど)ができたことにより、日本中、さらには世界中に、個人が創作したものを発信・販売しやすくなりました。その結果、多くの個人が、消費をするだけでなく、発信・販売をするようになりました。その結果、創作活動により生計をたてるような人も増えてきています(ここでいう創作活動は、なにかを発信したり販売したりする活動という広い意味のものです)。

このように、個人が消費するだけでなく、個人に対して発信・販売もしていくことで、双方向的な経済活動を行っていくことを、クリエイターエコノミーとよんでいます(詳しくは以下をご覧ください)。

クリエイターエコノミー協会が目指しているもの

クリエイターエコノミー協会が目指しているものは大きく分けて2つあると考えています。

1 個人が創作活動をしやすい環境をつくること

個人が発信したり、販売をしても、これまでは、とどけたい人、受け取りたい人にとどけることは容易ではありませんでした。

様々なインターネットサービスができたことで、個人でも、日本中、世界中に発信、販売することができるようになりました。もっとも、法規制のハードルにより、まだまだ実現が難しいこともあります。法規制がこれまで守ってきたものを守りつつ、新しい技術や方法により、問題を解決していければと考えています。

また、個人が前面に出ることで、誹謗中傷など、さまざまなトラブルに巻き込まれやすくなります。個人がそうしたトラブルで辛い思いをすることがなるべく少なくなるよう、環境作りをしていきたいと考えています。

個人がインターネットを通じて発信・販売をしやすい環境が整備されると、自分の趣味を副業にしやすくなる世界もできてくるものと思います。

また、発達障害など、1つのことについては突出した知識や能力があるけれども、社会生活を送ることは不得意といった方々も住みやすい世界もできてくるのではないかとか考えています。

結果として、そうした個人の創作活動を支えるサービス自体も大きく伸びていくことで、まだ支配的なサービスがないクリエイターエコノミーの領域において、世界に誇るインターネットサービスが育っていくのではないかとも思っています。

2 個人の創作活動のなかから、スターが生まれ、世界にはばたくコンテンツが生まれること

マンガ・アニメなどのコンテンツ産業は日本が世界に誇る産業ですが、個人がインターネット上で気軽に創作活動をし、読者に届きやすい環境ができることで、その土壌が大きく広がっていくと考えています。

いまも、インターネット上では様々な創作活動が行われていますが、それによって生計を得られるに至るまえに創作活動を諦めてしまう人や、自分の作品が、多くの作品のなかに埋もれてしまうことは多いです。

創作活動の土壌を大きく広げるとともに、優れた作品の卵をコンテストなどさまざまな方法により、埋もれさせないようにし、生計を立てられるようになるまでの生活費を補助できるようになれば、日本、さらには世界にはばたくコンテンツをいくつも生み出していくことができると考えています。

入会のご案内

こうした取り組みにご関心のある方(法人)がいましたら、是非一緒に活動していければと考えています。まだまだこれからの団体ですので、一緒にクリエイターのための協会を作っていければと思います。詳しくは以下をご参照ください。

さいごに

また、note株式会社では、一緒に、note株式会社のPublic Affairs担当として、また、協会の事務局として活躍していただける方を募集しています。note株式会社のPublic Affairsも、協会も、まだまだこれからクリエイトしていく段階ですので、とてもおもしろいフェーズだと思っています。少しでも興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。


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淺井健人

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noteの法務、クリエイターエコノミー協会の事務局を担当しています。弁護士(東京弁護士会)。趣味は料理、食べ歩き、美術鑑賞、読書です。普段は三食自炊してます。