PDCAサイクルには向き・不向きがある

PDCAサイクルとは,Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返して業務効率を上げる手法です.

NRIの資料によると

もともと、生産・業務プロセスの中で改良や改善を必要とする部分を、特定・変更できるようにするために提唱されたモデルで、各プロセスを測定・分析し、PDCAのサイクルを継続的に回すことで、連続的なフィードバックが行えるよう、ループ型のモデルが生まれました。[URLより引用]

つまり,改善や改良が必要とする部分の分析と適切なフィードバックを行うためにあるようです.なので,イノベーションのような「0から生み出す」ことを目的にしてはいないようです.
ちなみに,研究活動も「0からの創造する作業」が主です.僕の場合,研究のサイクルは「Do → Do → Do → Do → Act → Do → ... 」な感じで,とりあえずDo(実効)しまくります.

最近は減りましたが,いまだにPDCAサイクルを連呼する人がいます.PDCAサイクルには向き・不向きの分野があるので注意したいです.

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