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人生に必要な挫折と大切な気づき


例えばプロのサッカー選手や野球選手は、雇用面や競技トレンドの変化、注目度の高さなどから、常に大きなプレッシャーと闘っているように見える。大怪我をした選手がケガする前よりも強くなって帰ってくることを誓う姿を見ると、とてつもなく強い意思を感じる。

 

自分の人生を振り返ると、挫折の量と質が共に足りないと思う。高校受験も大学受験も、学校生活もアルバイトも就職活動においてもおおよそ目的地には到着出来ている。


社会人1、2年目が私にとって初めての挫折になった。様々なことすべてがうまく行かなくて嫌になった


ここ数年は、仕事にも慣れて、ひとりで出来ることが増えたことで忘れていたことがあった。今回の様に昇進面接に落ちたりすると、そういった大切なことによく気付けたりする。

ちゃんと準備したから、受かると思ってた。本当にショックで、なんで俺のことを落とすのか、とも思った。挫折感があった


落ちた日の最寄り駅から家までの道は、いつもより黒が多い気がして不安だったけど、親友との電話が照らしてくれた。

「確かに俺が思う準備はサボらないで毎日やったし、面接もそこまで悪くなかったと思う。でも、たぶん俺って挫折とか失敗の量も質も足りてないんだよね、そういうことを気付かせてくれてるのかもしれない」

私が親友に発した言葉で、自分自身の考えに気付くことが出来た。


遠回りととるのか、実はゴールに辿り着く為に必要なイベントだったのか。


「今日の出来事を正解に出来るかどうかは、けんちゃん次第だよな」

電話から聞こえた言葉に頷いた。大きく息を吐いた、眼前に広がる黒に白が混ざった


長短の目標設定を精査して、常に自分に出来ることにベクトルを向け続けようと思った。今の自分よりも強くなって、また来年面接に戻ろうと誓った。私にとっての再出発の日だった。



人生の目標は豊かな老後を過ごすこと。

そこから逆算した日々を過ごします。

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