私の中期経営計画のつくりかた
今回は、ふと自分自身の中期経営計画を作ってみたくなったので、まずはつくりかたからアプローチしてみようと思います。
私はこれまで人生の目標や、日々の行動への落とし込み、今年の目標などについては記事にしてきました。
しかしそれらの中間に置くことができる目標は作ったことがありませんでした。中期経営計画も作った方が良いのでは?と思ったのがきっかけです。
インターネットで調べてみても、企業向けのものがほとんどで個人レベルに当てはめたものがなかったので、自分の考えも交えながらの記事にします。
皆さんもスライドなどで作成した企業の計画書を目にしたことがあると思います。
今回の記事では、スライドのつくりかたや計画の見せ方ではなく、計画をつくる上での考え方に焦点を当てます。
1.作る前に考えること
作成する上で一番大切なことは、中期経営計画から作らないということだと思います。
目標設定を時間軸で考えた時、以下のようになります。
最も遠い人生の目標や夢を設定をする(経営理念、長期ビジョン)
→その目標や夢に沿った今後3〜5年の目標設定をする(中期経営計画)
→年単位の目標設定をする(年間目標)
→毎月の目標、日々の行動への落とし込みをする
一番遠いところから作っていくことが原則になります。
ですから、いきなり中期から入る前に自分の人生観や夢、これからの生きていく上で何十年もかけて達成したいことを明確にする必要があると思います。
2.経営理念を明確にする
この経営理念は、一般企業でいうと「企業経営を通じて世の中にどのように貢献していくのか、どのように存在意義を示していくのか」といったイメージのものです。
個人レベルでいうと、前述の「自分の人生観や夢、これからの生きていく上で何十年もかけて達成したいこと」と定義しました。
基本的に企業も個人も他者との関わりを無くすことは出来ません。ですから、長期的に誰にどのように他者貢献していくか、について考えると良いかもしれません。
3.現状把握
次に自分の現状から、得意なことや苦手なこと、出来ることや今の環境についてありのままを把握します。
企業向けの計画においてはここの分析はとても重要ですが、個人レベルでは今の状態をそのまま受け入れることが大切なのではないかと思います。
4.中期的な戦略を決める
戦略というと難しい印象を受けますが、ここでは具体的に何に力を入れるかを決めます。
もちろん先程決めた長期的なビジョンに沿ったものにします。そこから思い付いたものの中には、現状把握した上で時間やお金、環境などの理由で実現可能性が低いものもあると思います。様々な選択肢の中から、なるべくイメージを掴みやすいものを選びます。中期的な戦略の先には、3〜5年後にこうなっていたいと思う自分がいるはず。強いイメージが持てる程、継続しやすいと思うからです。
自分で決めた理念と現状把握したことを考えながら決めれば、大きく外れた目標を立ててしまうリスクを回避出来る可能性が高くなると思います。
5.数値目標を作る
「ビジョンを達成するためには、どれぐらいの数字が必要か」ということを考えます。
企業の場合は、売上高や利益、シェア、パーセンテージなどの数値目標を立てることがほとんどです。ひとつ前のフェーズまでは個人レベルの方が簡単で、ここは企業の方が組み立てやすい部分ではないかと思います。
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あたりであれば決めやすいですし、落とし込みもしやすいと思います。
6.まとめ
今回、中期経営計画を個人レベルに落とし込む為に色々なことを調べたりもしてみました。自分でも考えてみました。
ひとつ感じたことは、今まで私がやっていたことの順番は間違っていたのではないか、ということです。
年間目標や日々の取組の決定プロセスが、今日の記事の内容と異なっていたからです。
経営ビジョン←決定済
中期経営計画← 未済
年間目標 ←決定済
日々の取組 ←決定済
後付にはなりますが、中期経営計画を作ることで今まで決めてきたことを少しでも深めようと思いました。
人生の目標は豊かな老後を過ごすこと。
そこから逆算した日々を過ごします。
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