Zoomを用いた飲み会について

コロナウイルスの影響で自粛が続く昨今、4月入社の新入社員は最初の金曜日を迎える。例年であれば新卒どうしでの同期飲みを開催するらしいのだが、自宅勤務であるためそれもかなわない。ということでZoom飲み会を開催することにした。

Zoomとは最近Web会議ツールとして定番となりつつあるソフトで、メールアドレスさえあればアカウントを登録しなくても使える。ただし、会議のホストになるためにはアカウント登録をしなくてはならず、また、無料会員だと会議時間に40分の制限がある。

Zoom公式HP: https://zoom.us/jp-jp/meetings.html

急遽開催することを決めたので、残念ながら全員の都合が合うわけではなかったが、正式な飲み会は後日に開催するという約束のもと、都合の合う有志(暇人)だけでとりあえず開催してみた。それでも約10人も集まった。

結論からいうと、ものすごく楽しい飲み会になった。もし、まだ新卒での飲み会が開かれていなかったりしたら、是非、検討してほしい。

私は楽しい飲み会になった要因は以下の2点だと考えている。

1. 話をみんなに振ってくれる人が何人かいた

特にファシリテーターを決めたわけではないのだが、何人かの話上手が率先してやってくれた。しかし、「みなさん、どうですか」というように全員に振られたときはリアル以上に答えにくそうにしていたように感じる。また、回線が遅い人は話したくてもつい黙りがちになってしまう。

2. チャットを頻繁に利用した

チャットの存在はZoom飲み会ならではの面白さだったと思う。リアルでの飲み会だと会話と身振り手振りがコミュニケーションツールだが、チャットの存在により文字による面白さが加わる。例えば、一人がエピソードトークをしているときなどに密かにツッコミを入れたりできる。ニコニコ動画の字幕機能に通ずる面白さがあった。

また、ある一人の「最近は外出もままならないのでアマプラでひたすら映画などを視聴している」という発言から、参加者みんなでオススメの映画・ドラマ・アニメなどをチャットで挙げていく流れがあった。この流れのおかげで口下手なタイプの参加者からも趣味を聞き出すことができた。

3. 帰りを気にしなくてよい

当然、自宅にいるのだから終電もないし、潰れて寝てしまっても全く問題ない。また、誰かからしつこく誘われるということもない。そのような点があるからか、女性社員も長時間参加してくれた。


反省点:

やはり10人は多かった。あまりしゃべれず聞き役になってしまった参加者もいた。その人ももう少ししゃべりたかっただろうし、話を聞いてみたいと思う人もいただろう。

10人での飲み会が終了したあと、6人でZoom二次会をしていたのだが、こちらは全員で盛り上がることができた。参加者全員で一つの話題で楽しむには5, 6人が限度のようだ。

Zoomにはブレイクアウトルーム機能があり、ウェビナーの中で少人数グループに分けられるようなので、次回のZoom飲み会はこの機能を用いることを検討している。

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