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1人撮影時のレンズケース等について

朝一で出られる様に昨夜のうちに準備しておいたけど、夜半から雨模様。
パラトライアスロンの世界大会撮影は中止にした。
せっかく100−400と70−200、15−35をThink Tankのモジュラー
ベルトシステムに入れ、保持しやすいようにピクセル・レーシング・ハーネスも
セットしておいたけど、バラすしかない。
 
ふと思ったのは、こんな1人撮影(取材?)時のギアって、何が良いかという情報が意外に少ないという事。
写真ネタも今日はないので、私のセッティングをちょっと書いてみようと思う。

私がメインで使っているのはThink Tankというブランドで、以前はThink Tank Photoとい名でカメラバッグやカメラホルスター等、プロのフォトグラファー向け
ギアを専門に作っていた。現在はフォトグラファーユース以外のバッグも手がける事からPhotoという文字を省いたとの事。
色々と試した結果、Think Tankの物が一番合理的に出来ていると感じて導入して以来、他のメーカーのギアは使わなくなった・・と言うか使えなくなった。
 
今回のセットはレンズ4本の軽装なので、レンズ用ケースは2つ、
緊急用にウォーターボトルホルダーを一つ、単焦点レンズなら2本入るバッグと
バッテリーや財布などを入れるための小さいバッグを付けた状態にしてある。

アシスタントが予備カメラやレンズを持って一緒に動いてくれるなら、こんな装備は要らないのだけど、1人で全部やるとなると最低限でもこれくらいはポーチ類があった方が余裕があって良い。
 
ちなみにレンズが2本入るこのケースは携帯や予備バッテリー、メモ用紙や筆記
用具を入れられる別の気室もあるので、ベルトに直接これだけを付けて使うにも
便利だったりする。(ウェストバッグのベルト無しバージョンだと思って欲しい)

それらのポーチを装着したベルトはかなりの重量なので、ベルトだけで使うには
無理がある。そこでサスペンダーとして吊るためのハーネスを別途装着する。
ピクセルレーシングハーネスと言う名のそれは、ご覧の様に専用のストラップを使えばカメラ2台を吊す事も可能(鉄砲ナスカンに専用カメラストラップの丸環を繋ぐ)となるほどの強度がある。
 
左右にデジタル一眼レフカメラをぶら下げ、望遠ズーム2本と広角ズームを1本、
単焦点レンズを1〜2本、予備バッテリーを4つ、携帯、飲料水を装着しても、
本人が疲弊する事はあってもハーネスもベルトもレンズ用ケース等も壊れる事が
無かった。
 
ただ、これを装着すると、明らかに一般人とは違う格好になる。(目立ち過ぎる)
そのため移動中はこれらが入るバッグやローリングケースに入れて移動するしかないのだが、私の場合はシェイプシフターと言うベルトに装着できるケースが
全部バッグの中に装着できる特殊なバックパックに入れて移動する事が多い。
シェイプシフターはその名の通り、中身となったケース類を外してしまった時には
平べったく変形させる事ができるので、それを背負ったままその上からこのギアを装着する事ができるワケだ。
 
1人で撮影するためには、身体に負担をかけない、他人に迷惑をかけない装備が
あって欲しいと思うし、プロ用ギアは高くても耐久性が高くカメラやレンズを守る
能力も高いから、その能力に見合った価格は必要経費と考えやすい。
 
アマチュアカメラマンがプロ用ギアを使うのはどうか?
と悩む人もいるかと思うけど、その能力を使う権利は誰にでもある。
 
一般的に売られているバックパックやバッグはピンキリで、
形やデザインが良くて好みだったとしても、すぐバッグ本体が壊れたり、
バックをぶつけたり落とした時に機材に影響が出るなら
カメラ用のギアとしては失格だから、
カメラ用に使うのは避けた方が良いと思っている。
 
それにしても、カメラ用のバックパック4つ、ローリングケース1つ、
肩掛けバッグは5つもあって、明らかに沼化してきた。
それでもバックパックでサイドからアクセスできるタイプが欲しい・・とか
ワンショルダータイプの専用バッグが欲しいとか思ってしまうのは
単にバッグフリークって事なのだろうか?
 
と、撮影用ギアの話を書いたので、今日のアップは終了。
雨、止まないね。

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