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札幌から網走まで普通・快速のみで行ってみた!(ハプニング有り)


皆さんこんにちは!いよいよ青春18きっぷの冬のシーズンが12月10日から始まりました!青春18きっぷとは日本全国のJR線(普通、快速列車のみ)が5日間乗り放題になるきっぷで、お値段は12050円と破格で、さすが国鉄の忘れ形見といいましょうか。今回はこの青春18きっぷを使い、札幌から網走まで普通、快速列車のみで行ってきたということで記事にしたいと思います。初っ端からアクシデントがありましたがなんとか辿り着きました…笑

まずは10時37分発の岩見沢行き159Mに乗車!しようと思ったのですがこの日は岩見沢方面大雪の影響でこの列車がピンポイントで札幌~岩見沢間が部分運休… いきなり計画が破綻しかけましたが、この日は事前にホテルの料金を払ってあったので仕方なく札幌~岩見沢までの乗車券と特急券を購入し特急課金で向かいます。乗車したのは札幌11時00分発のライラック13号。ですが折り返しのライラック14号が40分以上の遅延でこの列車にも遅れが生じ、定時より7分遅れて札幌を出発しました。

それにしてもすごい雪です。やはり特急は快適でスムーズに移動できますね。っとここで検札に来た車掌さんから「旭川方面も通常通り運転出来ないので18きっぷだけで旭川まで乗っていいですよ。新たに買った乗車券と特急券も払い戻ししますので」との知らせが。雪のせいなのでJRは悪くないので嬉しい反面JR北海道には申し訳なく思いました。柔軟に対応して下さったJR北海道の職員さんに感謝です。

そして定時より15分程遅れて旭川に到着。車両も雪だるま状態になってました。冬のJR北海道は本当に過酷な戦いを強いられているんだなと改めて感じました。

旭川で1時間半程の待ち時間がありましたので暇つぶしをして14時40分発の特別快速きたみに乗車し終着の北見まで向かいます。冷静に考えてこの列車で峠を3つ越えて旭川から一気に北見まで行けるのは本当にすごいですよね。乗車したのは国鉄型気動車のキハ54。この車両の椅子は0系新幹線の廃車発生品を流用しているためとても快適です。

途中駅の当麻で乗客のほとんどが降りてしまい自分を含め3人になりました。

上川に着くと遠軽からの旭川行きの長距離列車同士の交換を行います。そしてここからいよいよ峠越え。次の白滝駅までは駅間36.3kmで在来線において日本一長い駅間距離になります。この区間は普通列車がなんと1日1往復しかありません。特急・快速を含めても1日6往復と運行本数が非常に少なく、青春18きっぷでの移動が困難を極める区間なのです。元はこの上川~白滝間には5つの駅がありましたが集落の過疎化による利用客の減少で廃止、信号場化しています。

いくつもの難所を越えて遠軽に到着。ここで列車の進行方向が変わります。(スイッチバックと言います) 後方についた雪を交代された運転士さんが落とします。峠越えではかなりの雪が車体につくのです。


列車はおよそ3時間半で終着の北見に到着。北見はオホーツク1の都市で駅前は栄えていました。北見はカーリングのまちで有名で駅前のポストはこんな感じになっていました。そしてここから最終走者の19時03分発の知床斜里行き4673Dに乗って網走に向かいます。

この列車は途中網走までは石北線、そこから先は釧網線に直通するなかなか珍しい列車です。

そして北見から約1時間、網走に到着しました。朝11時に出発して到着したのは20時。9時間の長旅でした。

いかがだったでしょうか!まさか最初からアクシデントに見舞われるとは思わなかったですがJR北海道の柔軟な対応によりなんとか網走に辿り着きました。いくつもの峠を越えて駆け抜ける石北線を存分に楽しんできました!青春18きっぷ冬シーズンの発売期間は12月31日、使用期間は1月10日までです。是非皆さん18きっぷを使って冬の雄大な大地を駆け抜けるJR北海道をゆっくり満喫してみてはいかがでしょうか。

最後まで見ていただきありがとうございました!
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