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初めての座禅

人生で初めて座禅を体験しました。

場所は北鎌倉駅からすぐの「円覚寺」。鎌倉時代に建立された歴史のあるお寺です。この円覚寺では、毎朝6時に「暁天坐禅会」が開催されており約一時間、座禅を組むことができます。

僕はこれまで座禅を組んだ経験がないため、開始10分前に行き、若いお坊さんから、座禅の姿勢や禅を組む時の注意点を教えてもらいました。以下、教わった内容です。

・目は完全には閉じず、薄らと開ける

・心を空っぽにする(→これが本当に難しい)

・自然の音や風、気を感じるように心がける

・姿勢を保ち動かない。ちゃんとした座禅の足の組み方があるそうですが、難しいようであれば、あぐらでも良いそうです(→僕は勿論あぐら)

・どうしても集中できない時は「警策(けいさく)」をお願いする

この警策は、よく見るお坊さんに肩を叩いてもらうことです。僕は、動いたりガサガサしていると無条件に肩を叩かれると思っていましたが、自分から”喝”を入れてもらうためにお願いして叩いてもらうそうです)


無になれと言われても、「お腹がすいた。。」「あ、足が痺れてきた。。」「警策、記念にしてもらおうかな?」「え、結構痛そう」など煩悩が頭を駆け巡り、全くダメでした。。


それでも、御堂に朝日がさす瞬間や鳥のさえずりなど、鎌倉の自然の中で、ひたすら自分と向き合う時間を持てたことは、新鮮な体験でこれからも続けて行こうと思います。

何かに迷った時、ついついスマホを取り出し、グーグル先生に答えを求めがちですが、本当の解答は自分と向き合い会話をすることで辿りづけるのではと、浅はかながらも考えるようになりました。

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