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今話題のカーシェアリングアプリAnycaを使ってみた

はじめに

はじめまして!株式会社dotDでCSを務めている足立と言います。
弊社では、株式会社東海理化とデジタルキー領域で協業し、「クルマの鍵屋だからできた安心安全のデジタルキー」をコンセプトにTOKAI RIKA Digitalkeyを展開しています。デジタルキーを通じて日本のモビリティの未来に寄与したい...そんな想いでこのnoteでは、国内外のモビリティビジネスに関する事例や動向を配信していきたいと思います。

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カーシェアリングサービス「Anyca」を使ってみた

今回は、話題のカーシェアリングサービスAnycaを使った体験レポートをお届けいたします。
Anycaは「"乗ってみたい"に出会えるカーシェアアプリ」。ユーザーは一般の車オーナーが貸し出す車を、アプリから予約して借りることができます。借りる時間は自由に設定でき、借りている間は自由に車を利用できるので、旅行や買い物など目的に応じてドライブを楽しむことができます。

最大の特徴は、普段乗ることができない高級車に比較的お手頃に乗ることができること。これは一般の車オーナーが実際に乗っている車を貸し出しているためです。BMWやトヨタの最上位車種など沢山のラインナップがあるので、折角ドライブするならいい車で、というのが気軽に実現できます。車のオーナーも、普段使わない時間に車が貸し出せるので、資産を有効活用することができます。

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非対面で鍵の受け渡しができる「AnycaKEY」

カーシェアリングは非常に便利な一方で、直接会って鍵の受け渡しをするのは不安という声もあります。対面した相手は感染症対策をしっかりしているか、快いコミュニケーションができる方なのかなど、実際のところ会うまでわからないことも多いものです。

そこでAnycaでは、AnycaKEYという、デジタルキーを使った非対面シェアリングの仕組みを導入しています。ユーザーは車を借りる際に、AnycaKEYをAnycaアプリ上で受け取り、アプリから車の施解錠をすることができます。 この仕組みのおかげで、対面で車の鍵を受け渡しする必要がなくなります。

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体験レポート① 御殿場まで週末ドライブ

週末を利用して、御殿場にある日帰り温泉に行ってきました。車種はToyota Harrierを選択し、少し贅沢なドライブ気分をすることにしました。

折角これから休日を満喫しに行くのだから、できれば人と会わずにスムーズに利用を始めたい、見ず知らずの人とのコミュニケーションは避けたい。そう思い、AnycaKEY搭載車を選びました。

乗車前に車の前後の傷確認で10枚程度写真を取らなければならなかったり、私が使った時はアプリの不具合で鍵の開錠にアプリの再インストールが必要だったりと、想定していたより受け渡しに時間がかかったのは残念でした。
ただ、特に大きなトラブルが起こることなく、車の受け渡しから返却までを車オーナーさんと対面で会うことなく完了できました。誰にも会わずに車の受け渡しができるのは、自分が期待していた以上に満足感が高い体験でした。そして何より、時代の進化を感じました。

また、利用までの流れもガイダンスに従えばほとんど難しくなく、操作に迷うことはありませんでした。例えば返却時の、ガソリンスタンドの検索ができたり、ユーザーへの体験に細かな配慮が行き届いているなと感じます。

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天気も良く最高の一日でした。

【Anycaを使ってよかったポイント】
・利用前と利用後で傷確認の記録を残すので、後からトラブルが起きにくい仕様になっていた。
・アプリ中でガソリンスタンド検索が出来たので返却時スムーズに給油ができた。

【特にAnycaKEYでよかったポイント】
・非対面でのカーシェアに時代の進化を感じた。
・直接の鍵受け渡しが不要だったため、週末に余計な対人ストレスを感じずに済んだ。

【戸惑ったポイント】
・アプリの不具合で再インストールしないと鍵が開かない現象が起こった。
・返却時の写真撮影で、暗くなっていて上手く撮れなかった。
・駅近くの駐車場での受け渡しが難しく、車オーナーさんの自宅に向かわなければならなかった。

体験レポート② 夕飯を食べに同僚とふらっとお台場へ

ふと思いついて、同僚と平日の夜にお台場に寿司を食べに行こうという話になりました。
レンタカーを借りる場合、1週間より前の急な予約だと対応してもらえなかったりします。今回は思いつきで行き先が決定したので、予約が出発の数日前になってしまったのですが、Anycaで探すとすぐシェアリングの予約が取れました。
出発が夜なのもあり、AnycaKEY掲載車を選びました。AnycaKEYが搭載していない場合だと、車オーナーさんと対面で会う都合を合わせづらく、鍵の受け渡しが難しいからです。実際、夜遅い時間でも問題なく予約をすることができました。

選んだ車種はToyota Voxy。7人乗りのワゴン車です。同期を引き連れての遠足なので、大型の車を選べて良かったと一安心。
受け渡し場所に到着し、アプリのガイダンスに従って操作をします。一通り傷確認のために車の周囲を写真で撮影し、表示された鍵マークをタップ...すると車の鍵が間も無く解錠しました。同僚から「おー」という声。アプリでの操作をうまくできるか不安があった分、感動の声が漏れ出た感じでした。操作ガイダンスもスムーズで、操作に迷うこともなかったのも良かった点かなと思います。

その後は、久しぶりの運転に手に汗を握りながらも、なんとかお台場に到着。寿司をたらふくかきこんで、お台場観光をし、元あった場所に車を返しました。

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総じて大きな不満点はありませんでした。もし何か付け加えるとすれば、普段シェアリングは使わないため、操作や利用の手順が合っているのか不安ではありました。車の乗車前や返却時のチェックリストを設けてもらったり、困った時にどう対応すれば良いかわかりやすくなればより良いサービスになると個人的に思います。

【Anycaを使ってよかったポイント】
・通常のレンタカーよりかなり安く借りられた。
・7人乗りの大型車のように、普段あまり借りられない車を借りられた。
・利用までのチュートリアルがしっかりしていて、迷わず使い始められた。

【特にAnycaKEYでよかったポイント】
・直接の鍵受け渡しが不要だったため、直前の予約でも対応してもらえた。
・直接の鍵受け渡しが不要だったため、夜の遅い時間でもカーシェアが使えた。

【もっと良くなると思ったポイント】
・ドライバーとして乗った時に、操作手順に関して不安に思うことがあった。出庫前のチェックリストみたいなのがあれば良い。
・ヘルプデスクの窓口がわかりづらかったが、すぐに対応してくれるチャット応対ボタンなどがあれば良いと思った。


さいごに

今回の体験談の執筆に際して、みなさん口を揃えていうのは、カーシェアで車を使うハードルがグッと下がったということ。

車を借りる人は、車を所有して高い維持費を払う必要がありませんし、気軽に、好きな車で、ドライブを楽しむことができます。今日どこか行こうか...というふらっとした気持ちで遠出ができるってなんか素敵ですよね。

もっとカーシェアが普及して、より使いやすいサービスになっていくことに期待したいと思います。皆さんももし遠出をしたいという機会があればAnycaを使ってみてくださいね。それでは!

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