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練習法やら技術やらのあれこれについて気軽にオンラインで質問したりしに来れる場を作りたい。

という訳でとりあえず、まず手始めにライブストリーミングの番組を始めます〜  。これにはいくつか背景があってそれなりに試行錯誤の結果、今回始めたカタチが今出来る最善手かな…という感じです。より良く出来るように仕組みはアップデートしていくつもりです。

とりあえずテスト放送してみた

機材的な調整も兼ねてテスト放送。
こんな感じで話しつつ、個人練習をしてます。

切り抜いてみた

とりあえず、話してる所を中心に切り抜いてみた。
話のまとまりが変だったり滑舌が悪かったり、ところどころ口が悪いのはご勘弁を。
話した事に関しては機会をみてこのnoteにまとめる感じにしようかな、と思っています。

始めた背景

その1

ある日のこと、全身黒ずくめの男に脈絡も不明に突然ガチ切れされて怒鳴られた「オマエのやってる事には公益性がねぇんだよ!」と。それが誰かはわからないし、顔も良く見えなかった…。

だって夢の中だもの。

「公益性」って言葉の意味はまぁ置いておいて、広い意味で行ったら実務的な面で誰かの役に立つって事なのかね?知らんけど。

で、人の役に立つ音楽との関わり方は、例えば音楽療法とかそういう感じで世間にはそれなりあるけれど、ココで怒鳴られたことはいわゆる「機能」が何も備わっていない、個人のエゴを出発点としている、いわゆる「創作物」についてなのよね。もちろん鑑賞者の内面に何かをもたらすという意味での「機能」はあるのかも知れないけれど、「生存」にかかわっていたり、生活の「利便性」に関わる何かを直接的にもたらす事は無いワケで、でもそういうのが「公益性」を名乗るには必要なのかな?そもそもこういう「創作物」は、「公益性」と両立するのだろうか?そして両立するとしたらどういう在り方なのだろうか?

とは言うものの、最近では「機能」的ではない「無駄」なモノがあったからこそ原生人類は生き延びてこられた…と考える学者さんもいる位なので、「生存」という視点から見ると「無駄」は「機能」とも言えるのかも知れないね。なんだかパラドックスぅ〜。
いずれにせよ、この問いは多分今後頭の片隅に残り続けるのだろうな…。

その2

と、そんな時、アフリカのとある国から「コントラバスを習得したいのだけれど環境が無い、助けて欲しい…」というメッセージ。
世界中にそういう環境下にいる人はいるだろうな…と想像するのは難しいことでは無いよね。

「楽器自体は大学にあるけれど、この手の楽器の文化が無いので先生がいない…」という現状らしい。

そしてもう一つの問題、それは経済格差。
チュートリアル的な物はyoutubeで見られるけれど、それだとまず質問は出来ない訳で、質問ができるような双方向的なオンラインレッスンは大抵が有料サービスなので、経済格差の為受けられない…。

いわゆる先進国とは言われていない国において、90年代2000年代に良くあった「インフラの問題で家に固定電話は無いけど携帯は持ってる…」的な、スマホ前史からの文脈から考えると、我々にとって当たり前な「機会」から切り離されている人の間でもネット環境は割と普及しているのかもな…と推測。 
彼の周りにも多分、ネット自体はある、そもそもフェースブックでメッセージを送ってきたし、なんだったら自分が演奏してる動画も送ってきたもの。テクノロジーが問題じゃなくて、文化的な背景とかそういうのが彼をブロックしてる模様。

その3

周りにコントラバスを始める環境も状況もなかった…というのはかつての自分もある意味そうだった。アフリカに住んでいたわけではなく、東京の下町だけれど、ネットも何もない時代だったので、始めたくても知らな過ぎる世界な為どうして良いか想像すらつかない…。そんな感じだったので始めるまでに3年待ったのよね。それほど遠い楽器だったんだ。

縁を繋いでくれる人とたまたま巡り合って、運良くクラシックのプロ演奏家の人に出会えて、その後も色々な人に助けてもらって学び続けられて今があるわけで…。だから、習いたいけど習えないとか、習得の手助けが欲しい!って人の為に何かできたら良いなぁ…というのは、もうだいぶ前から教える立場としての大きな動機となっていた訳です。

その4

いつか誰かの役に立てば良いか…的なスタンスなので、とりあえず誰も見に来なくても、話しかけてくる人がいなくても継続的にやるのは大事かも…と思ったんだよね。なので日常の延長としてできれば良いかな…と思うんだ。

そこで考えたのが、たまたまオイラの練習してる場所を通りかかったから話しかけてくる…的なシチュエーションを作ったら良いかもなって事。

例えば、音楽学校の練習室で弾いてると友達とか来る事があって話したりするじゃない?そういうノリでできないかな…と。練習しながら色々会話したり、一緒に練習したり…みたいなさ。

とりあえずは単純にオイラの日々の練習を淡々とストリーミング放送して、そこに話をしに立ち寄ってもらう感じでゆる〜くやれば良いのではないかな、と。

オンライン公開個人練習室って感じかなぁ。
だからタイトルも「ボクの練習室にようこそ」なワケ。

ということで、何をどう考えてやってるかをちょくちょく説明しつつ普段の練習をそのままストリーミングして、質問があったらどうぞ…的なカタチにする事にした。元々は質問者が放送自体に動画で参加できる仕組みにしたいと思っていて色々試したのだけれどあまりどれもしっくりこないので、当面は今のカタチでやります。

スケジュール

放送スケジュール&時間は不定期です。ツイッターとかyoutubeチャンネル上の投稿で告知します。

言語について

本人的に一番ラクなのは日本語なのだけれど、元々フラ語圏の人からの連絡がきっかけだったってのもあるし、フラ語でもやる。でも結局この2言語はマイナー言語なので、一応メジャー言語である英語でもやっておいた方が良さそうね、ということで、この3言語で毎回中心となる言語をローテーションして放送します。 正直、英語は喋り慣れてないからキツイっすけど、自身の話す練習も兼ねて…。ちなみにオイラのフラ語は、元たけし軍団のゾマホンさんみたいな感じだと思う。

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それなりにマニアックなので、一般的な需要はあまり無いと思うけれど、誰かの役に立てたら嬉しい限りです。
という感じで宜しくお願い致します。




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