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11月の日本、共演者紹介 その1

↑上のスケジュールから順次共演者を紹介していきます。↑(このコンサートの詳細もこちらからご覧になれます。)

まずは春犬バンド

今回の日本での最初(11月16日)と最後(12月2日)のコンサートはリーダーでピアノの中村さんとオイラのデュオの「春犬バンド」。

このバンドは自分の音楽的な原点の1つ。パリに移ってからは多くても一年に一回のペースでしか演奏できないけれど、今回は2019年から実に3年ぶりの演奏。
毎回それぞれが書いた曲とかをやったりしてる。

このバンドの「初めてなのに懐かしい」っていうキャッチコピーでわかる通りの音楽性の、「ジャンルで言えば多分ジャズ」なのだけれど、それぞれの自発性に委ねられる部分が多いという面ではモロにジャズ。

試聴コーナーと演奏に向けて思うトコロ

考えて みたら、春犬バンドってネットで視聴出来ないのよね。youtubeでも映像とかほぼ無いし。
唯一二人でやってるので存在するのはこのビデオ。考えてみたらまだまだそういう時代じゃなかったもんなぁ、当時は…。 

かろうじてあるのが、アップルとかアマゾンの、試聴コーナー的なヤツのみ。とりあえず雰囲気だけでも…という感じで、以下アップルのナニへのリンク。

来年は3rdアルバム「After Image」リリースから20年! このアルバム制作時の試行錯誤を重ねたプロセスはそれ以降の自分が他の音楽家とやる時の基礎になってるのは間違いない。良いアルバムだとも思うし、誇らしくも思っていますです。

しかしながら今聴き返すと、「まだまだだねぇ、君は」と当時の自分に言いたくなるのも現実。音楽家はいつだって自身の過去に対する評価は「まだまだ」なのが普通だと思うワケで、それは常に未来に向かって行こうとしてるからなのだと思うのよね。

そんなワケで、それぞれの未来に向かっていこうとする「今」を出し合えたら嬉しいなぁ…と。 

↓このコンサート以外の他のコンサートの情報もこちらからご覧になれます。↓


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スズキ@日本行きへの準備で絶賛テンパり中&新作アルバムももう一息で出来上がる〜。


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