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バナナ工場

ドラえもん見すぎ。アマプラでドラえもん見まくってる。オーストラリアに留学来てんのに。理想のキラキラ留学生活どっかいってもうた。なんか朝イチからコーヒー飲んでいい感じの波に乗ってサーフィンをかまし。サングラスつけてBOSEのヘッドフォンでローリンヒル聴きながら職場へ向かい。「Hi. How are you」とか言いながら、おしゃれなカフェで働くと思ってた。気づいたら海から50キロ離れてる田舎でバナナ工場勤めてた。なにこれびっくりした。朝の6時半から白のビニールのエプロンつけて長靴履いて青い手袋を装着してんねんけど。びっくりした。書いてたらキツなってきた。しんど。

遡ること2週間前。ビザ延長の為に2ヶ月に及ぶ仕事探しを得て遂にお仕事ゲット。その仕事内容はなにかというと。南国の人間どもの音楽を爆音で耳に入れながら、バショウ科バショウ属のうち、果実を食用とする品種群の総称を切り続ける。2週間終わったけどまじで限界来た。俺の仕事はラインに立ってレーンの水に流れてきたバナナを切って次に流すだけの仕事。まず責任感とかやりがいは一切ない。緊張感なし。キラキラなし。これやる前のポジションは売られへん汚いバナナの中でもまだいけそうなやつを仕分ける。1人だけ工場の端っこの少し高い場所で10秒に1回ぐらいしか動かへん。全部汚いから別に仕分けんくてもいい。立ってるだけでも誰も気にしいひん。そのままバナナは粉砕器に消えるだけ。これでも一応ポジションはレベルアップしてる。これで時給3000円ぐらいあるのデカすぎる。まじで猿でもできる。あとゴキブリが死ぬほどおる。高確率でバナナと一緒にゴキブリがレーンの水に流れてくる。たまにゴキブリが二足歩行で立ってる時ある。めっちゃだるい。オーストラリアのゴギブリはバナナ板にしてサーフィンするからだるい。こっちはまだサーフィンしてないのに。ゴキブリに完敗してんのだるい。

南国のバヌアツ人も結構だるい。ここら辺の島国の人たちが工場で音楽を流してんねんけど、曲選が終わってる。あんだけ一日中バナナ見てみんな気持ちわるなってんのに、バナナの曲を流して追い打ちかけてくる。なんかブラザーって感じの奴らやから憎めへんのが辛い。すべてのストレスのベクトルはゴキブリに向いてる。

日本出国前はあんなウキウキやったのに、バナナ工場で働いてるとか頭悪すぎる。

※今回のnoteはゴミすぎるからドラえもん捕捉

ドラえもんの道具で『けんか手ぶくろ』ってあんねんけど。これを着けたら勝手に自分の顔を殴って1人で喧嘩できるらしい。草生える。こんなんなくてもやろうと思えばできるわ。どこでもドアとの格差えぐい。夢なさすぎる。ひみつでもなんでもない。今時のコンプライアンス的に登場することはなさそう。22世紀の道具やと思われへん。カスすぎる。

補足もゴミすぎた。おわり。


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