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【ELSA Speak】発音上達のコツは完璧を目指さないこと【英語】

英語の発音矯正アプリ「ELSA Speak」を始めて1年3カ月が経過しました。
途中、海外旅行中の2週間ほどレッスンをお休みした(ロンドンで実践していた)期間を挟んで、毎日トレーニングを続けています。
直近のスコアと気付きをお伝えしていきます。


直近の成果

ELSA Speakにおけるスコアは、ネイティブにどれだけ近いかを判定するパーセンテージで示されます。
レッスン初日は「48%」、100日後は「82%」というスコアでした。
そして、1年3カ月後の現在は、「89%」となりました。
キリよく90%に到達!と言いたかったのですが、ELSAはこの1%を上げるのが本当に大変で、それこそがこのアプリの信頼度の証です。

ネイティブ比89%。
Intonationはまだまだ改善の余地がありますね…!

初日から比べると信じられないくらい高い数字。

過去12ケ月のスコア進捗。ほとんど横ばいに見える。

グラフにするとほとんど横ばいに見えますが、じりじりと確実に少しずつ上昇していることが分かります。

今も苦手な発音

そういえば、[L]と[R]の区別は、少なくとも発声においては全く迷いなくできるようになりました。リスニングも概ね聞き取れているように思うものの、まだ時々間違えるので、改善の余地はありそうです。

[W]の発音

発音記号[w]は、we, wonder など常に出てくる頻出の発音ですが、これがめちゃくちゃ苦手です。この発音が出てきたら、もう半ばあきらめて、別の部分で得点を稼ごうと思うくらい。
口を丸く尖らせるようにして、そこから素早く次の母音に繋げるのがコツらしいのですが、なかなかうまくいきません。でもたまに何も考えずにできているときもある。

何度やっても[w]だけ合格できない
ちょっとおまけしてくれない?ってよく思う。

[ǝ]は今もなお難しい

発音記号 [ǝ] は、これまた頻出で、いつでもどこでも出てくるし、むしろ登場しないフレーズはほぼないといってもよいレベル。以前書いたこちらの記事でも触れましたが、今もなお苦手な発音の一つです。

それでも、以前と比較すると発音できることが増えてきました。
コツは、舌を軽く浮かせて力を抜き、ちょっと間抜けな感じで発声することです。意識して「ア」と言うとできない。

そんなシチュエーションに出会ったことはないけど。

[s][z]が意外と難しい

発音記号 [s] は、普段ほとんど意識することなく、当然にできているように自覚しがちですが、ELSAにかかると一気に難敵として認定されます。
特に、単語の冒頭や最後に来る [s] は、自分が思っているよりもやや強めに発声しないとネイティブ認定されないことが意外と多い印象。
[z] も同様です。

[s][z]が発音できていない象徴的なフレーズ

「分かる」ようになってきた

発音矯正の旅は、1年3カ月が経過した今もなお果てしない道のりの途中です。それでも、口や喉の開き方、舌の位置、息の出し方、アクセントの置き方などの複合的な要素が、少しずつ、一つずつ、「分かる」ようになってきた感覚があります。発音には様々な要素があり、単語とフレーズでは形が変わる場合もあるし、慣れるしかない部分もあります。
それでも、基本となる「分かる」形をひたすら鍛えて増やしていくことが大事。記事冒頭の画像に筋トレを選びましたが、発音の学習はまさに筋トレに似ていると感じます。

上達のコツは完璧を目指さないこと

「ELSA Speak」で発音矯正を始めた以上、このアプリでの究極的に目指すべき到達点は、ネイティブ比100%、つまりネイティブと同じ発音ができるようになることだろうと思います。
逆説的な話ではありますが、それでも日々の学びの過程においては必ずしも100%にこだわらない姿勢が必要で、とにかく一歩ずつ前に進んでいくことこそ肝要です。
アプリ内のレッスンでは、単語、フレーズ、文章、リスニング、会話など、いくつもの種類があります。現在のスコア向上にこだわるあまり、現在のスコアを超えないと進めない縛りを自分で設けたとしたら、同じ課題から永遠に進めないことが頻繁に発生し、その結果ついにはレッスンを投げ出さざるを得ない結末が待っている可能性が高まります。
大切なのは、「歩みを止めず、全体として少しずつ向上すること」です。
今日目の前の課題がクリアできず、一時的にはスコアの停滞をも受け入れたとしても、様々なレッスンを経て、いくつもの気付きを得ながら、時間をかけて習得していくもの。それが発音のスキルです。
ある日ある瞬間にネイティブ判定が取れても、次の瞬間には再現できないこともままあります。それでも、試行錯誤しながらできることを獲得していく過程が必要で、そこに近道はありません。むしろ、ELSA Speakという心強い味方の存在が実は最短経路なのだと信じます。
大切なのは、学びの歩みを止めないこと。そして、全体として少しずつ向上することです。

たとえば、「Conversation Game」に出てくる文章は比較的ハイスコアに繋げにくいものです。そのため、僕は最初のうちは「70%以上獲得できたら先に進んでよい」というマイルールを設けていました。
「Conversation Game」でハイスコアを獲れない分、単語やフレーズなど他の分野でより高いスコアを獲得することで、全体として現在のスコアを落とさないように努める戦略です。
当初定めた「70%以上」のマイルールが、そのうち75%以上になり、今では80%以上獲得をノルマとしています。それでも、何度も何度もトライしてどうしてもうまくいかない場合は、あきらめて進むこともあります。

こちらはある日のConversation Gameです。

必ずしも満足できなくても、ある程度取れればよしとする。

現在のスコアは89%ですが、Conversation Gameでは80%以上でOKとして次の会話に進んでいます。

常にチャレンジし続け、時にはスコアの一時的なダウンにも甘んじ、長期的な視点でスコアを伸ばしていく。今日の自分が完璧である必要はない。
歩みを決して止めることなく、全体として少しずつ向上することを目指していこう。


なお、これからELSA Speakを始める方は、以下のリンクからご登録頂くと有料プランが30%~50%オフで購入できますのでどうぞご活用下さい。
発生した収益は僕の英語学習費用に充てられます。

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