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2020年8月6日1時45分

 ノート初め。
 75年前、この時間の6時間30分後広島に落とされた原子爆弾。
 「僕の周りの東京近辺に住むみんな」にとってなんでもない日であるこの日が、いつか忘れ去られてしまうのではないかと思うと、何か行動を起こさなければと使命を感じる。大袈裟だが。
 でも間違いなく、明日会う人たちの中で一番原爆のことを知っているのは(今は東京で学生をしているが、)長崎に生まれ、18年間をすごし学んだ、私だ。 
 それでも、それは初等教育で毎年毎年平和学習を続けていた過去があるだけに過ぎない。今の小学生にあっても、何も語れない。
 明日は図書館で歴史を知ることにする。なぜするのか。友人に自分はこんなことを知っているんだと、自慢するため。大人だから。そうではない。だが、理由はどうであれ、調べたことを話した友人の中で、平和について、戦争について、原爆について知り、その友人の思考に新しい引き出しが用意されるかもしれない。
自分の使命、生きる意味、東京にでてきた理由、全ては繋がっているのか。 
この次にハッシュタグを選択する欄があった。ハッシュタグ原爆。こんな軽い言葉で済ませていいはずがないが、この文章を読むことで、誰かの、何かが変わるのであれば、意味はある。