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コマ撮りしてみた【ストリートファイター さくら】

どうも篠原健太です。
コマ撮りアニメーターをやっています。

このnoteでは僕の活動やコマ撮りの作り方について書いています。

YouTubeにはおもちゃをコマ撮りアニメーションにした動画を投稿しています。嬉しいことにチャンネルを開設して3ヶ月で13万登録を超えました。ありがとうございます!

今週はストリートファイターのキャラクター「春日野さくら」と「リュウ」を動かしました。YouTubeにはメイキング風景も投稿しています。


実はこのストリートファイターとレッドブルのコラボは昔にも作っています。

こちらは2019年3月に作ったもの。まだフィギュアのコマ撮りを始めて1ヶ月ちょっとしか経ってない頃でした。リュウの相手をレッドブルにしたのは、前の晩にレッドブルを飲んで空き缶が家にあったからです。この頃はまだ、昼間は会社で働き、帰宅して夜な夜なコマ撮りを作っていたのでレッドブルで眠気を飛ばしてました。

しかし、これをきっかけにレッドブルジャパンがお仕事を依頼してくださりました。レッドブルはkumiteというストリートファイターのイベントを主催していたので、すごくマッチしてたわけです。(僕は知らなかった、、)

こちら2019年10月に投稿されたレッドブルジャパンさんとPR用に作ったコマ撮り。

それからまた一年以上がたち、久しぶりにまたやってみました。しかし、キャラクターをリュウではなく春日野さくらにしました。

フィギュアの種類はS.H.Figuartsのシリーズです。

フィギュアの可動域はけっこう広いです。スカートは柔らかい素材なので脚の動きを邪魔することがありません。シンプルな作りでとても扱いやすいです。

しかし、体を丸めるようなポーズは作れません。(これはどのフィギュアにも言えますが)

さくらにはジャンプで体を丸めたりする動きがあります。それは省いて技を組み合わせました。

格闘シーン約8秒だけで14時間以上。

技を仕掛けるアニメーションはとても速い動きなので使えるコマが少ないです。どのポーズを撮って、どのポーズを省くかでかなり変わってきます。

また、ゲーム通りの動きの速さで作ってもアニメーションとして必ずしも良くなるとは限りません。動きの速さも見やすいように変えながらコマ撮りしました。

コマとコマの間

今回はモーションブラー(速く動いたときのブレ)もつけ過ぎないようにしました。(モーションブラーは後の編集でつけてます。)

モーションブラーをつけると実写映像のようなリアルな動きに見えるようになります。しかし逆にコマの記憶も薄れるように感じたのです。

はっきりとした画像で前のコマと次のコマのポーズが上手く繋がってないアニメーションがあるとして、そのアニメーションを見た人の脳ではコマとコマの補完が自ずから行われているのではと思います。
補完が行われると、記憶に深く残ったり面白みを感じるようになると考えています。

初心者がコマ撮りした動きのつたないアニメーションの方が、見た人に感情が伝わりやすかったりすることがあります。これも受けての脳が反応するからだと思います。

コマとコマのあいだの空白にまだまだ秘密あるようです。研究しがいがありますね。

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コマ撮りのサークル作りました。

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