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【書評】2019年1月① 一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学

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2018年末に目に入ってタイトル買い。

てっきりジェイコム株大量誤発注事件で一躍有名になったB・N・Fさんかと思って読み進めてたら違うcisさんの本でした。(cisさんも同事件で有名になったようですが。)

株に関しては僕自身本当に素人なので勉強になることも多々ありましたが、後半は少し冗長だなと思いました。

文章全体を通して学んだ事は、株が上がるか下がるかはわからない。けど上がっている時にはそれなりの理由がある。なのでそこに乗る。あとは場と自分を冷静に見極める。けどこれができない。だから勝てない。

さらに、

信用される企業はさらに信用され、割安な株はさらに割安になる。そのほうが真実に近い。株式市場は、公平や平等という概念で動く場ではない。

とある。確かにその通りかもしれない。下手な中長期の未来予測をするよりも、今の株価から短期での上げ下げを予想して張るほうがよっぽど”株で儲かる”という意味では合理的なのかもしれない。

一方で、これから株式上場を目指す(株を買ってもらう)側としては少々複雑な気持ちにもなった。

株価の上昇局面は大衆の気持ち、もしくは大量の資本投下で決まる。事業の収益性や成長性ももちろん、ある程度関係はあるかもしれないが、それはほんの一因に過ぎないのかもしれない。

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