【書評】2019年2月② 吾人の任務 -MBAに学び、MBAを創る
グロービスを創った堀さんが住友商事時代のハーバードへ留学から、グロービス創立の構想、軌道に乗せるまでを綴った一冊。
祖父の残した「吾人の任務」に影響を受け、負けまいと奮い立たせながら挑戦をした堀さん。僕自身も祖父からの影響を受け起業をしている所もあり、共感するポイントであった。
そして堀さん自身も起業家になり、社会に価値を創造することが「吾人の任務」であると気付いたとある。
何か大きな事をなすには、大きな動機と大きな志が必要であるということを再認識させられた一冊であった。また、その動機や志は、おそらく全ての人に本来あるものであるが、見つからず、もしくは見つける努力をしていないのが問題なのかなと思わされた。
以下メモ
「グロービスは、ヒトカネチエのビジネスインフラを構築し、社会に創造と変革を促す。」
マイケルポーターの「5つの分析力」
①売り手の交渉力、②買い手の交渉力、③新規参入の脅威、④代替品の脅威、⑤業界内の競合他社
1号ファンドの投資、ワークスアプリケーション、ネットエイジ、ドリームコーポレーション、フィスコ、東京個別指導学院。かなり良い投資先。13社中6社上場でリターンは8倍。
CEOの役割
①グループのビジョン、戦略、システム、組織を構築し経営の全責任を負う。
②対外的な顔としてステークホルダーとの良好な関係を構築する。
③よい人材を採用育成して、グロービスウェイを浸透させ、良き企業文化を醸成し、スタッフの働きやすい環境を創る。
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