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極限まで要素を削ぎ落とした写真、ミニマルフォトとは?

こんばんはken(@kentanahashi)です。

みなさんはミニマルフォトというジャンルをご存知でしょうか?

海外では割と知られているジャンルなのですが、日本では撮っている人があまりいません。

ミニマルフォトとは定義はいろいろありますが、簡単に言えば"極限まで要素を削ぎ落としたシンプルな写真"のことです。

1つ作例をお見せします。

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この写真をは芝刈りをしている人を撮った写真です。大きな画面の中にポツンと人やものを配置する手法が多く使われています。

この写真の要素は見てわかる通り芝刈りをしている人の2つだけです(実際には芝刈り機で芝刈りをしているひとですが笑)。

このように要素を削ぎ落とすことで主題を引き立たせる写真がミニマルフォトの代表的な手法と言えます。

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他の例をお見せします。

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この写真はある建物の一部を中望遠レンズで切り取ったものです。

これもミニマルフォトではよく使われる手法です。要素は斜めの白いラインピンクの壁のみ。

グラフィカルなデザインの建物は一部をうまく切り取ることでこのような写真が撮りやすいです。


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次の例を見てましょう。この写真は赤い階段を斜めから撮った写真ですが、意図的に平面的に見える構図を探しています。要素もシンプルで、階段と壁と窓のみ。このような写真もミニマルフォトの一種と言えるでしょう。


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この写真はスナックの壁の一部を切り取った写真です。

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マンションの一部です。


ミニマルフォトの素材は身近にたくさん溢れています。普段から注意深く観察してみましょう。

では今日はこの辺で。

質問、ご意見ご感想がある方はnoteのコメント欄やTwitter( @kentanahashi)のDMでも受け付けていますのでお気軽にどうぞ。


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