【AIレポート】和製シュタイナーとの緊急LIVE第2弾「霊的進化、縄文時代」について
セミナー概要
「日本人のためのシュタイナー入門(全4話)」の視聴はコチラから
自己紹介
【長倉顕太(以下、長倉)】
おつかれさまです。
長倉です。
今日は和製シュタイナーのヒグチさんに来てもらって、
ちょっといろいろシュタイナーの話とか、
縄文文化の話とかをしていきたいなというふうに思っております。
今日もあっという間に100人以上の方が来ておりますということで、
今日は実は僕はロサンゼルスにいてですね、
まだ朝5時なんですけども、やはり自然と朝4時ぐらいに起きた、起きれたので、自分も楽しみにしてんだなというふうに思ってます。
今日は先ほど申し上げましたが、
建築家のヒグチさんに、
シュタイナーを中心に縄文文化の話
とかも聞いていきたいと思います。
これを聞いてる方は
知ってる人多いと思うんですけども、
「日本人のためのシュタイナー授業」
というような形で、
約半年間にわたってヒグチさんから
シュタイナーを学ぶ
という講座の募集をしまして、
おかげさまで、多くの方に参加してもらいました。
そんな安い金額じゃないのに、
シュタイナーに関心がある人は結構いるんだなということで、
改めて非常に感動したっていう感じだったんですね。
なので今回ライブをやろうかなって思ったのは、
あのときの対談ライブとかも含めて見た方も、
このライブを見てるかもしれないんですけども、
シュタイナーに関する4本の対談動画を、
非公開にしていたものを再度公開し始めて、
そっから質問とか来るようになったんで、
・改めてシュタイナーはどういう人なのかとかも含めて、
・そしてヒグチさんがどういう人間なのか。
オレ自身はシュタイナーを紹介したいと思いますけど、
ヒグチさん考え方とか知ってる知識とか、
非常に興味深いものがあるので、
ぜひそちらもお伺いさせてもらいたいな
ということで今日企画しました。
ということで、
ヒグチさんの方も入ってもらってよろしいでしょうか?
【ヒグチノブユキ(以下、ヒグチ)】】
はい。改めましてヒグチでございます。
よろしくお願いいたします。
実はシュタイナーというのは、
ものすごく幅広い分野で活動しているのですが、
そのシュタイナーの中で、
最初は私の担当といいますか、
主に追いかけてたところが
「建築デザイン」の分野だったんです。
建築家として、
公共建築の設計、デザイン、
そしてまち作りといった地方創生に携わるようになってから、
結局は、
環境とか農業、食の安全、教育ですね。
最近では医療なんかにも関わるようになってきました。
まさしくシュタイナーの後を追って活動してるような歴史といいますかね、
今も継続中なんですけれども、
そういった活動をさしていただいてます。
ある日、そんな活動してる中で、
「和製シュタイナー」って言われるようになりまして、
現在に至るという感じです。
【長倉】
シュタイナーっていうと、
多くの人が名前は聞いたことあるな
っていうふうに思ってたりとか、
日本だとおそらく
シュタイナー教育ってのが有名だったりとか、
すると思うんですけども。
その中でですね、
シュタイナーってどういう人なのか
っていうところなんですけども、
本当に今僕自身もですね
非常に知識があるわけじゃなくて、
むしろ自分がヒグチさんから、
いろいろ教えてもらいたいというふうに思って、
こういう企画をいつもさせてもらってるんですけども。
シュタイナーは分野で言うと、
教育、芸術、農業、医療建築、そしてスピリチュアル(霊的進化)
っていうのを、
人間の成長の核心を据えていたというところで、
すごい面白いなというふうに思っていて、
建築もやれば医療もやれば農業もやればということで、
人間が生きる術全てを、いろんな各技術に活かしてるというか、
何でも知ってるような人、
なんか超人みたいな人だと思うんですけども。
その1つが「霊的進化」ということで、
今回公開した動画を対談動画も、
霊的進化のところはやっぱ一番興味を持たれてまして。
シュタイナーのその霊的進化っていうのは、
名前からしても、霊的っていうところでスピリチュアルっぽいんですけど、どういうものなんですかね?
霊的進化について
【ヒグチ】
霊的進化っていう一言で言うと、
今僕ら人類って「ホモサピエンス」
って言われるフェーズですよね。
シュタイナーが目指してたのが、
そのホモサピエンスから、
「ホモ・スピリタス」
っていう。
このスピリタスっていうのは、
ラテン語で霊的な人間っていう意味なんですけども。
シュタイナーはその人間というもの、
単にそのフィジカルな身体とか肉体もあるんだけど、
実はそれに霊的なものも合わさってんだよと。
もちろん健康とか身体の健康だとかそういうのも大事なんだけど、
一番考えなきゃいけないのは、
努力したり磨かなきゃいけないのは「霊的な部分」
日本神道でいうところの霊の部分と、
一霊四魂って考えがありますけど、
いわゆるスピリットと魂ソウルの部分ですね。
これをものすごく磨かなきゃいけないと。
つまりそれが霊主体従って言葉も、
やはりあの日本神道にあるんですけど。
スピリット、霊的な部分が一番大事で、
身体はその従属、その二の次なんだよ
っていう考えが基本ですね。
【長倉】
今で言うメンタルみたいなところを重視してる
っていうのは何か本当に最先端というかね当時だったら。
実際に僕ら生きてる日本社会においては、
肉体的というかそういう目に見えるものですね。
いわゆる目に見えるものを重視してきて、
経済っていうものを発展させてきてですね、
さっきもちょっと話したんですけど、
ロサンゼルスとかにいるとですね本当に全く違うというか、
本当にあり得ないぐらい物価が違うんすね。
日本っていうのは、
ある種そういう世界の上での経済的な部分っていうのでは、
本当に90、80年代90年代に比べると
だいぶ落ちてきてるんですけれども。
そんな中で日本の国内を見たときに、
やはりメンタルが病んでしまう人とか、
そういう人もすごいめちゃくちゃ増えてきてるな
というふうに思う中で、
やっぱ改めて霊的というかねそういう部分
っていうのが重要だと思います。
今、ヒグチさんがおっしゃってるというように、
この日本神道、日本の考え方を、
シュタイナーの霊的進化っていうところと合わせて
ヒグチさんが話してくれるってのは、
僕すごく面白いなというふうに思いまして。
日本の一霊四魂とか、
何かその辺の話ってのは僕もあんまりよく知らないんですけど、
何かその辺の解説をしてもらうことは可能でしょうか?
【ヒグチ】
はい。
まず一番そのシュタイナーと親和性っていうか、
非常に高いのがまず基本人間をどう捉えるかなんですけど、
霊主体従っていう日本神道の考えもあるし、
シュタイナーもまさしく同じことを言ってるんですね。
まず霊っていうスピリット、
スピリットですね英語で言うとこのスピリットが一番大事だよと。
フィジカル、身体は従の関係だっていう例えがあって、
これが日本神道もシュタイナーも同じことを言ってます。
その霊って何なのってことなんですけど。
日本神道で人間のそのを考えたときに、
体の他の部分はスピリットとソウルとマインドがある
という感じなんですけど。
一霊四魂っていう考え方があって、
シュタイナーはもっと細かく実は分けてるんですけど。
日本の方にもわかりやすく言うと、
一霊四魂のがわかりやすい。
どういうことかっていうと、
霊のスピリットがはコンピュータで言うOSなんですね。
スピリットがすぐ上にあって、
四つの魂を、
あの人間の性格も優しい人がいたり、
すごく力強い人がいたり、
アイディアが豊富な人がいたりとか、
大体ざっくり四つぐらいに分けて、
それぞれのみんな四つの魂はみんな持ってんだけど、
得意不得意があるように、
ものすごくいい経験の人は、その一番勢いの良い荒御霊っていう部分が強いと。
それは実は理想を言えば、
四つが全部バランスよくあって、
その上にあるスピリットのOSの部分が、
それをうまく循環して、
コントロールできてるってのが、
その人間として非常に完成してるっていう。
これは日本神道も、シュタイナーももっと細かく言ってますけど
ざっくり言うとそういった形なんですね。
だからそれは非常にシュタイナーを理解する上で、
まず大まかに日本のイメージで一霊四魂から紐解いていく
とまず入口の部分は、とっても分かりやすいと思っていつも話してます。
あとはやっぱり、
シュタイナー、日本をはじめ、
東洋の世界や、スティーブジョブスなんかも、
いろんな本に書いたりいろんなとこで発言してるんですけど。
瞑想とヨガがそのツールとして、
とっても良いという意見が多くて。
やはりこの辺もシュタイナーも着目してて、
インドとかチベット、その辺の仏教をベースにした、
心身体と心して魂の鍛え方
みたいのはそこをベースにしてるものが多いですね。
だからその辺は東洋人でもヨガとか瞑想に関心ある人はたくさんいらっしゃると思うんで、今回の講座でもちょっとその辺を掘り下げていければなというふうに思ってます。
【長倉】
そのときにやっぱりシュタイナーを学ぶとかは結構いいのかなっていうふうに僕自身もですね、ヒグチさんからいろんな話を聞いたのかもしれないなんていうふうに思ってたんですけども。
シュタイナーから離れても全然いいんですけど、
ヒグチさんが縄文に注目する理由とは何でしょう。
縄文時代を学ぶべき理由
【ヒグチ】
縄文ってなんかほぼ裸族のそういうイメージだったんですけど、
僕もそう歴史で教わったんですけども、
実は全然違って、すごい都市国家だった。
実は農業もやってて、種を分析すると、
つまりバイオテクノロジーもやっていたし、
今のカルト宗教じゃない、純粋なシャーマニズムの宗教があって、
それで生きる上のルールなんかもできたりしています。
それとやっぱり景気がいい時代だったから
誰も見向きしなかったんですけど、
実は岡本太郎さんが1962年ぐらいに縄文へ帰れって言ってて、
この間の東京オリンピックじゃなくてその前の1964年のあたり。
昭和45年の万博ですね。
あのときに太陽の塔を作ってるんですけど、
実はあれ縄文時代にインスパイアされて、
本当に縄文の精神がそのまんまビジュアル化されてたりとか。
そのコンセプトで見ると面白いですね。
ニューヨーク、パリの真似でない
オリジナルの日本、それが縄文だって。
岡本太郎さんが言ってたんですけど、
当時は右肩上がりのイケイケの時代だから、
誰も注目しなかったと思うんですね。
やはりこれは、1960年~90年代ぐらいだったら、
シュタイナーも響かなかったと思うんです。
今そのグローバル経済が終わって、もう破綻しちゃって、
日本で言えば明治時代の社会システムとか、
経済システムが全部終わっちゃって制度疲労をしてるわけですよね。
そういう中で、今こそ聞く耳を持ってくれるんじゃないかなと思って。
そのパラダイムっていうか、社会システムとか経済システムがさっき長倉さんおっしゃったように将来の不安がみんなあるんだけど、
なんで不安があるかっつったら、
次のモデルが見えないんですよね誰も。
タイミングとしては、今だからこそ
シュタイナーの話聞いてくれると思うんですね皆さん。
さらに縄文についてもう少し話すと、
縄文って面白くて戦争した後が全然ないんですよ。
どうしてわかるかっていうと、
人骨を見ると、例えばメソポタミアとかエジプト文明の時代の人骨を見ると、明らかに武器で殺された頭蓋骨の割れとかそういうのがあるんですね。
縄文人からは一切ないんですよ、つまりそれだけ平和な時代が続いたと。
なぜかっていうと、いろいろ三内丸山遺跡が発掘されたのが大きいんですけど、発掘されたその村の状態からいろんなものを分析していくと例えば面白くて、土地を所有する概念ってのはないんすよ。
自分のもんだっていうそれとかあと誰が偉いとか偉くないっていう、
その身分制度がなかったりとか、
もちろんその貨幣システムがないんですよね。
つまり、取れた富いわゆるその村に入った都民は等しく分配する。
例えば手足が不自由で生まれてきた人が、今だったらどちらかっていうと、奇異な目で見るところがどうしても今の人間はあると思うんですけど、
縄文時代の人って神様の子だっていうふうにして、
すごく大事にしたりしたんですね。
つまりホスピタリティってもすごく優れてたりとかして、
まずその今これだけいろんなとこで戦争が起きて、
ウクライナとかも戦争がなくなるだけでも
経済的にもプラスだと思うんです。
僕はこれからの時代多分戦争したら
本当に地球が終わっちゃうと思うんで。
あとは、例えば環境問題一つとっても、
縄文の風習に残ってるんですけど、
森から取りすぎないんですよ物とか。
村の人たちが本当に最低限食べられるだけのクマとか鹿とかをとって、
それで撮った後はそれを神様として祭ってるっていう風習があったんですね。
つまりすごくエコなんですよね。
だからこれからの僕は何で縄文とかに注目してるかっていうと、
日本の素晴らしいご先祖様の時代って、
僕は縄文が一番すごい状態だって。
それをこれからの未来のパラダイムにしたら、
すごくそこに何かソリューションっていうか解決策がいっぱい眠ってるような気がして。
もう一つ僕が好きなのは文字がないんですよ。
これ結構お隣の中国の人たちは野蛮だって言って馬鹿にする部分なんだけど、実は最近すごく研究してってわかったことなんですけど、
文字を使わないぐらいその感性が高い人たちだったのがわかってきた。
つまり、大事なことって言葉にする必要ないじゃんっていうのが常識だったんすよね縄文人たち。
そこもこれから先、何だろうAIとかもっと進んでくれば僕はむしろそういうアート思考とか。
そういう感性の部分が非常に大事になってくるんで、
そこにも縄文人に答えがあるんじゃないかと思って、
それで今着目してます。
【長倉】
今の話で言うと所有の概念がないとかね、
貨幣経済じゃないとかっていうのは、
本当に今なんか資本主義が終わったって言ってる人たちが目指してる世界に結構近いとそうなんすよね。
皆さんも何となくわかってると思うんですけども、
資本主義っていうものにお金なり厳しい状況になってて、
制度疲労は世界的に起きていると。
その中でどういう経済って言い方なのかわかんないすけど、
経済活動必要なんでね、どういう仕組みにしようかっていうところで、
そんな中で例えば、仮想通貨が出てきたりとかもそうですし、
AIが出てきたりとかもそうですけども、
何かそういったことが起きてると、どこに行くかわからないんだけども、多くの人が不安だとそんな中で縄文ってのが非常にヒントになるんじゃないかということですよね。
【ヒグチ】
はい。その通りです。
どんな時代が来ようと哲学が必要だと思うんですね。
生きていく上で、人間はその哲学として、
縄文が非常にせっかくこんなに素晴らしいご先祖さんが残してくれたもんがあるんで、
やはりそこの縄文のところからどういう日本独自の哲学があったかっていうのを学んで、これから生きていく指針にするのは非常に親和性が高いので、
これ講座でもお話をと思ってますが、皆さんに知ってほしいなっていうのあります。
これからの活動について
【長倉】
今回ヒグチさんとですねいろいろ活動していこうという中でですね、
シュタイナーの学校もうやるんですけれども。
そん中で、縄文の話もしてもらったりとかもそうですし、
あと本当に山内丸山遺跡にヒグチさんと一緒に行こうというツアーも考えてまして、
青森県なんでちょっとね冬になっちゃうと寒いみたいなんで、
春先ぐらいですね。
一緒にそういうどっかいけたらなっていうのをちょっと思ってたりとかしてますね。
講座に関しては今募集は終わってるんですけども、
非常に僕も楽しみでして、11月下旬から始まるんですけど。
僕自身もすごい楽しみだし、本当にヒグチさんすごいのがアウトプット量。
ヒグチさんとやり取りしてる中で、
本当に本もう10冊分ぐらいシュタイナーについて送ってきてくれてるんです。
もうすげいことだと思っていて。
その出力するってことは、よく話してるんですけど、その100倍ぐらいのね、やっぱ知識がないとなかなか書けないんですよね。
だから本当に本1000冊分ぐらいは少なくても、もっと読んでると思うんですけども、なんか頭の中に入ってらっしゃるなというふうに思ってて。
そんなね、知識ってなかなか得ることができないし何て言ってもやっぱりそれをわかりやすく解説してくれる。
だから、皆さんにもいろんな知識をつけてもらいたいなと思って、
月1ぐらいでね、こういったライブがやれればなというふうに思ってます。
ヒグチさんまたよろしくお願いいたします。
【ヒグチ】
こちらこそありがとうございました!
皆さんありがとうございました!
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