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柔術との出会い
私が柔術と出会ったのは2018年8月。
それまでひたすら柔道をしていたが、同年8月の試合であっさり三角(柔道では浮き固めという)で一本負け。
元々センスがあった方では無かったが、その試合はかなり調整出来ており、過去最高の仕上がりだったと自負していた。
だが負けた。それもあっけなく。
もう辞めてしまおうかと思っていた。
仕事しながらだとか、練習回数が少ないからだとか言い訳ばかり並べていた。
自分はもう終わり、そう思いながらも次どうすればいいか、自分には何が足りなかったのか、と次を考えている自分もいた。(諦めの悪さは昔から。)
私はずっと寝技が苦手だった。
食わず嫌いというかやり方がわからず寝技の時間が嫌だった。
そこで、あえて苦手な寝技を得意にしてしまえばめちゃくちゃ強くなるんじゃないか?
という浅はかな考えで柔術道場を調べた。
大阪には多くの柔術道場がある中、とにかく柔術が出来る場所で技を学びたい、との想いから
『Tri-force 大阪』
今の自分を作り上げてくれたこの道場と出会った。
体験では柔術着を初めて着させて頂き、小学生以来かなり久しぶりに白帯を巻いた。
トライフォースにはカリキュラムがあり、非常に体系化されている。
体験時のカリキュラムは寝技ではなく、まさかの立ち技、スタンドである。
自分の得意分野だと思い、少し余裕を持ってカリキュラムをこなしていた。
だが、私のタックルは思っていたよりも威力が弱く、基礎がなっていなかった。
そのポイントをトライフォース大阪のヘッドインストラクターである川本先生が優しくアドバイスして下さった。
私は少し恥ずかしさがあったが、思っていたよりも自分はまだまだ技術が足りていなくて、そして伸び代しかない、と何故かめちゃくちゃ前向きになれた。
そして、直ぐに入会を決めた。
これが私の柔術との出会いである。
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初出場で初優勝
初めは良かったんです。初めは…
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