#0330 缶蹴りのすすめ②
缶蹴りって
“ただ隠れて”
“ただ缶を蹴る”
だけじゃない。
ざっと分けて三つ。
①隠れる
ここの面白さ・奥深さ
②蹴る
ここの面白さ・奥深さ
③集団遊び
としての面白さ・奥深さ
まずは①隠れる
ここの面白さ・奥深さについて。
どんな場所に隠れるか✖️どんな風に隠れるか✖️缶(鬼)までの距離✖️誰と隠れるか✖️自分の脚力
など、様々な要素を考えて(それも、鬼が20秒数える間の一瞬に!)隠れないとあかん
例えば
『めっちゃ見つかりにくい』✖️『身体小さくして隠れなあかん』✖️『缶まで近い』
だと、見つかったところから体勢を変えて走り出し、しかも缶までが近いので、いくら足が速い子でも鬼に見つかったらおそらくアウトになる。
これがほぼ同じ条件でも『めっちゃ見つかりにくい』✖️『身体小さくして隠れなあかん』✖️『缶まで遠い』
やったら?
足の速い子なら、不利な体勢で見つかっても巻き返せる可能性が出てくる。
もちろん、子どもはそこまでのことを言語化して考えて隠れているわけじゃないと思う。だけど、繰り返し繰り返し缶蹴りをする中で、それらを“感じて”いる。
頭じゃなく、身体が知ってる。そんな感じ。
もうひとつ例を。
隠れる場所をつくる楽しさもある。
隠れられそうなポイントを探すだけじゃなく、園庭だとタイヤ、お風呂マットなど様々な可動式の遊具やテーブル、ベンチがあるので、それらを組み合わせて隠れ家にする。
見つからないようにどんな形状にするのか、鬼の様子を伺えるように覗き穴を作るのか、色々工夫できて楽しい。ほんで家みたいにして友だちと一緒に隠れるとそこはまさに『秘密基地』みたいでなんとも言えない一体感とドキドキで楽しい。
わ、①隠れるだけでもまだまだ書きたいことあるけど、、、長くなるのでまた次回。とにかく缶蹴りは面白い。
それでは今日も遊びあふれる一日を✨
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