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自分らしく生きる

クライアントさんから、自分がわからない。
自分が何に向いているのか、わからない。
自分らしく生きたいのに、どうすればいいのか・・・。

このような相談を受けました。

自分らしく生きればいいのよ。

自己啓発本を開けば、必ず書いてあるようなフレーズ。

でも具体的にどうすればいいのか?

今日はそんなお話です。

本能と行動のズレ

今もの凄く喉が渇いている

そう感じたなら、多くの人が水を飲むでしょう。

喉が渇いた、水を飲みたい(本能)
水を飲む(行動)

これは、本能と行動が一致していますよね。

喉が渇いていない時に、
無理に水を飲むと

喉が渇いていない、水が欲しくない(本能)
水を飲む(行動)

これは本能と行動が一致していません。

人間は本能と行動のズレが大きくなればなるほど
脳がバグを起こしてしまいます。

今は水を飲むことを例にして書きましたが、
日常生活を振り返ると実はこういう場面が多々あります。

本当は早く帰りたいけど、仕事が忙しいから残業をする。
本当は苦手だけど、上司には逆らえないから笑顔で対応する。
本当は休みたいけど、子供のためには頑張らないと。

それぞれの場面で様々なことがあると思います。

たくさんあり過ぎて自分ではもう、当たり前になっているかもしれませんが、
実はこの小さな積み重ねがバグを生んでいます。

自分がわからなくなる

このバグが起きた時、自分の感覚や感性が狂ってしまいます。

自分の心の奥ではNOと言っている

でも頭ではYESと言い聞かせ、体を無理に動かす訳ですから

混乱しても不思議ではありません。

自分の感性や感覚が鈍くなってしまうと

自分が本当に楽しいこと、
自分が本当にやりたいこと、
自分が大切にしたいこと、
自分自身がわからなくなってしまいます。

大袈裟に聞こえるかもしれませんが、生きがいが無くなってしまうのです。

これは本当に苦しい

だから、この苦しさをはらすために
何とか生きがいを見つけようと
情報収集をする。

SNSへの依存もこの流れが大きく関係してるのでないかと、
僕は感じています。

こんな風に偉そうに書いてますが、
ここに書いたことは過去の自分そのものです。

僕はもっと拗れていたので
人を妬んだり
嫉妬したり
自己否定したり
そんな感情も持っていました。

本当に反省です。

自分を思い出す方法

自分を思い出す方法、
それは主体的に生きることです。

主体的に生きるとはどんな生き方なのか?

嫌なことは全部拒否して
好きなことだけして生きるのが
主体的に生きることなのか

もしこれが、主体的に生きることなら

そんなことを実現できる人はごく一部の人になってしまうのではないでしょうか。

僕が思う主体的に生きるとは
全ての行動に、
僕が今から〇〇をする。
そう宣言することだと思っています。

例えば

今、右手をあげてみてください。

では次に、もう一度右手をあげてみて下さい。

その時に、今から私が右手をあげる
そう心の中でもいいので宣言してから右手をあげてみて下さい。

きっと最初より今の方が動きが滑らかではないでしょうか。

最初は僕の指示で右手をあげた。

次は僕の指示があったけど、自分の意思で右手をあげるに変換してもらってから動かしてもらった。

微妙な違いですが、体にとっては大きな違いになります。

自分の意思で動いている

人から頼まれた仕事
本当はやりたくないけど、やらないといけない時

そんな時に、まず心でいいから唱えてみてほしい。

今から私が〇〇をする。

その瞬間から、主体的な行動に変わります。

どうしても気分が乗らない時は、

本当はやりたくないよね、でも我慢して今から〇〇をやろうとしてるね。

そう自分に声をかけてみてほしい。

毎度毎度声をかける訳にはいかないかもしれませんが、
思い出した時でもいいです。

この一声かけるだけで、体や生命は絶対に守られます。

その連続、継続によって必ず自分を思い出すことにつながります。

私もこの方法で、少しずつ自分の感覚、感性が戻ってきました。

無理に言い聞かせる必要なんてありません。
でも、自分に嘘をついて
いい聞かせて
無かったことにするぐらいなら

素直に声に出して、認めてみて下さい。

自分を思い出せば思い出すほど
生きやすくなり
充実感に満ち溢れてきます。

そんな人が増えれば増えるほど

きっと、もっと素敵な社会になっていくと
僕は信じています。

あなたが、心の底から
幸せだなーと思って生きていく姿勢は
あなただけでなく、
たくさんの人の幸せに繋がります。

自分らしく生きることは
自分以外の周りの人も
幸せにしていく。

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