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はじめての融資での失敗談(融資は実行されましたが、知っておけばよかったこと)

ちば食べる通信を始めるにあたり、大きな初期投資はかからないものの、最初の運転資金や、とはいえ、数十万程度のものがいくつかあると結果としては、なかなかの金額になるので、日本政策金融公庫さんに融資の相談に行かせていただきました。

もともと、僕は松戸のスタートアップオフィスという松戸市がやっているインキュベーション施設で相談に乗ってもらっていて、今も色々と相談している。

そこで、政策金融公庫に出す書類なども見ていただき、アドバイスをいただいた。ただ、コロナの影響で、金融機関は忙しく、まして、このタイミングで創業する人なんて、、、ほとんどいないのではないかというこの状況。

大概はコロナで売上が落ち込んで、その融資の方がほとんどのはず。

食べる通信をやるにあたり、事業計画は作ってあったので、政策金融公庫のページにある、見本を参考にしながら提出書類を作成。

あと、僕の場合は、創業してすぐに相談に行ったので、まだ銀行口座が出来上がっていないタイミング。

実はここかなり重要らしく、銀行口座が作れない方もいる(個人の口座とは違い、法人の場合は色々と審査がある)ようで、口座が作れないということは信用が無いということでそもそも融資は受けれないみたいです。

まずは銀行口座を作る(普通はそこから手をつけるのかもしれませんが、、、)ことからかもしれません。

通常の時期を知らないのですが、普段は相談に行き、その後にまた面談をしてという流れのようです。が、今回はコロナの影響でいきなり面談。

面談時間は大体30分ぐらいと言われているようですが、、、僕は1時間30分!色々と聞かれました。

食という分野で捉えれば、今までの経験は活きるように見えますが、情報誌の出版という点で見れば、僕は全くの「ど素人」な訳です。

ある意味、ラーメン好きなサラリーマンが、ラーメン屋さんをやると言ってるようなものと考えると、、確かに厳しい。そんな雰囲気を感じながら色々とご意見をいただき、資料の修正(使用用途と金額の変更)をすることに。

ちなみに支店決済は1000万まで、それ以上になると本店決済になるそうです。

僕が一つミスをしたのが自己資金の記入です。

自己資金がないわけでは無かったのですが、かなり少ない額で書いて出しました。色々なサイトに書いてありますが、貸せる額としては自己資金の何倍かみたいな基準があるみたいで、銀行の通帳なども出すのですが、僕は希望額に対しての自己資金が少なかったのか、2回目の面談では、奥さんの通帳も出して、家全体でどれぐらいのお金があるのかを提出しました。

改めて、使用用途などを変更し(アドバイスいただいた感覚としては、絶対に必要なものか、なくてもいけるものか、というのがポイントかなと。

2回目の資料と面談を終え、融資審査が通ったわけですが、とても勉強になりました。よく、借金はできるだけしたほうがいいというお話もありますが、とはいえ、返すものですから、本当に必要な額を借りるのがいいのではないかと思いました(当たり前かもしれませんが)

今回、僕は少しだけ専門家の方にアドバイスをいただきましたが、よく公庫の融資に強い税理士さんなどもいらっしゃるので、そこにお願いするのもいいかと思います。細かい部分でやはり突っ込まれることがあるので、その辺は乗り切れる自信があれば自分で全部やることも可能です。

まとめますと

①法人用の銀行口座

②自己資金

ここに関しては絶対あったほうがいいなと思いました。

③専門家に頼む

ここについては、専門家の方にお支払いする報酬もありますが、自信のない方はそのほうがいいかもしれません。

僕の場合は支店決済の範囲内の融資でしたが、これが飲食店を新規オープンするとかになると、一気に融資額は上がるので、より自己資金が必要なわけです。すごい金額を投資するので、失敗はできません。ただ、飲食はそんなに甘くありません。僕はこれまで飲食店の支援に関わってきましたので、僕が知っているノウハウはお伝えすることができるので、何かあれば聞いてみてください!

最後に、色々とアドバイスをいただいた政策金融公庫の担当の方には感謝です。

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