toto助成金を狙う
総合型地域スポーツクラブ研究所、所長の上杉健太(@kenta_u2)です。総合型地域スポーツクラブのマネジメントやアドバイザー、講演・執筆活動、エンジョイスポーツのコーチなどをしています。7年間、長野県で総合型クラブのマネジメントをした経験を活かし、埼玉県富士見市に総合型地域スポーツクラブを立ち上げようと挑戦中です。
今日は、『toto助成金を狙う』というテーマでお話しようと思います。
toto助成金について
総合型地域スポーツクラブの助成金といえば、いわゆる”toto助成金”というものが有名です。正式には、日本スポーツ振興センターさんの『総合型地域スポーツクラブ活動助成』といいます。どんな助成内容があるかというと、
・創設支援事業 / 創設事業
総合型地域スポーツクラブの創設を支援する助成金
・自立支援事業 / 活動基盤強化事業
総合型地域スポーツクラブが自立した運営を支援する助成金
・マネジャー設置支援事業 / マネジャー設置事業
総合型地域スポーツクラブにマネジャーを設置することを支援する助成金
・クラブアドバイザー設置事業
都道府県にアドバイザーを設置することを支援する助成金
といったところです。
これらにそれぞれ助成金額の上限や、申請に必要な条件が設けられています。詳しくは日本スポーツ振興センターさんのホームページをご覧ください。
https://www.jpnsport.go.jp/sinko/josei/tabid/79/Default.aspx
恐らくかなりたくさんの自治体が、この助成金があるおかげでクラブを立ち上げ、運営できてきました。ただ、その弊害として、”助成金ありき”という考え方も生まれてしまって、本来の目的を忘れて、助成金をもらうことが目的化してしまったようなクラブもきっとあっただろうなと思っています。
助成金はあくまでも、支援です。それに依存していいようなものではありません。なので富士見市での立ち上げでは、助成金の活用は後回しにしようとしていました。条件が合えば申請するくらいに・・・。
しかーし!
改めて調べてみたらそんな悠長なことは言っていられないことに気が付きました。問題は、助成する『対象』です。それぞれの助成金の対象をまとめてみると、こうなります。金額も重要なので、併せてまとめます。(※クラブアドバイザー設置事業は除く)
1.創設支援事業 / 創設事業
・対象 市町村
・上限金額 108万円
2.自立支援事業
・対象 市町村
・上限金額 216万円
3.活動基盤強化事業
・対象 非営利法人である総合型クラブ
※条件あり
・上限金額 216万円
4.マネジャー設置支援事業
・対象 市町村
・上限金額 194.4万円
5.マネジャー設置事業
・対象 非営利法人である総合型クラブ
・上限金額 194.4万円
まず、1の創設支援と創設の違いが中身を見てもよく分からないのですが、とりあえずこれらの対象は”市町村”となっています。日本スポーツ振興センターさんのスタンスとしては、「総合型地域スポーツクラブを立ち上げるのは市町村であるべき」ということなのでしょうか・・・?
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総合型地域スポーツクラブ研究所
総合型地域スポーツクラブのマネジメントをしている著者が、東京から長野県喬木村(人口6000人)へ移住して悪戦苦闘した軌跡や、総合型地域スポ…
総合型地域スポーツのマネジメントを仕事としています。定期購読マガジンでは、総合型地域スポーツのマネジメントに関して突っ込んだ内容を毎日配信しています。ぜひご覧ください!https://note.com/kenta_manager/m/mf43d909efdb5