放課後等デイサービスとは?

 どうも!上杉健太です。埼玉県富士見市で総合型地域スポーツクラブの代表をやったり、スポーツ推進審議会委員をやったりしながら、生涯スポーツ社会の実現を目指して活動しています。当マガジンでは、総合型地域スポーツクラブに関する記事をほぼ毎日2,000文字から3,000文字くらいで配信しています。とにかく総合型地域スポーツクラブのことに色々知りたい人は是非購読してみてください。

 さて今日は、『放課後等デイサービス』というテーマでお話したいと思います。言葉としてはもちろん知っていたのですが、もしかしたら総合型地域スポーツクラブの在り方としても考えられるのではないかと思ったので、今日はまずは基本的なところを勉強していきます。全然詳しいわけではないです(笑)


放課後等デイサービスとは

 ではまずは、基本的なところをGoogle先生に聞いてみましょう。

放課後等デイサービスとは、児童福祉法に基づく障害福祉サービスで、障害のある小学生・中学生・高校生(6歳~18歳)を対象とした通所支援サービスです。
放課後や休日、長期休暇に利用でき、障害のあるお子さまだけでなく、発達に特性のあるお子さまも利用しています。
放課後等デイサービスでは、日常生活での動作の習得や集団生活への適応に向けた支援をおこないます。また、学校外での集団生活や子どもの特性に応じた個人活動による自立支援も大きな目的の一つです。
放課後等デイサービスでは、保育施設と同様に遊びや学びのサポート、日常生活のサポート、給食やおやつのサポートなどがあります。また、施設内でイベントや行事を行うときには、企画立案、準備、当日の実行なども率先して行うことになります。
放課後等デイサービスには、管理者1人と常勤の児童発達支援管理責任者1人以上、児童指導員もしくは保育士、障害福祉サービス経験者のいずれか2人以上(うち1人は常勤)を配置する必要があります。そのため、資格としては保育士を取得しておくと就職しやすいでしょう。

放課後等デイサービスは、支援を必要とする障害のある子どもに対して、学 校や家庭とは異なる時間、空間、人、体験等を通じて、個々の子どもの状況に 応じた発達支援を行うことにより、子どもの最善の利益の保障と健全な育成を図るものである。

Google生成AIより

 Google先生の教えを5W1Hでまとめ直させていただくと、

【WHO】(誰の為のサービス?)
・障害のある小学生・中学生・高校生(6歳~18歳)
・発達に特性のあるお子さま

【Where】(どこでサービスを提供する?)
・子どもを預かる施設で

【When】(いつサービスを提供する?)
・放課後
・休日(長期休み含む)

【What】(何を提供している?)
・日常生活での動作の習得や集団生活への適応に向けた支援
→遊びや学びのサポート、日常生活のサポート、給食やおやつのサポート

【Why】(なぜそれをやっている?)
・子どもの最善の利益の保障と健全な育成の為

【How】(どのようにサービスを提供している?)
・管理者1人と常勤の児童発達支援管理責任者1人以上、児童指導員もしくは保育士、障害福祉サービス経験者のいずれか2人以上(うち1人は常勤)を配置して。

という感じになるのかなと思います。何となく掴めましたね。


総合型地域スポーツクラブと放課後デイサービスの共通点

 放課後等デイサービスは対象を障害のある小学生・中学生・高校生(6歳~18歳)としている点で、総合型地域スポーツクラブとは大きく異なります。しかし、放課後に子ども達が通う場という点では一致しています。
 ただ、それ以外にも共通点があるような気が僕にはしています。というのも、これまで総合型地域スポーツクラブをやってきて、ちょっとした発達障害がある子どもが入会してくることは結構たくさんあったからです。これは僕がコーディネーショントレーニングのコンテンツづくりをしているからこそ、という側面もあるかもしれませんが、いずれにしても総合型地域スポーツクラブが提供する価値の一つに、スポーツや運動を通じて子どもの能力を高めるというものが認知されているのは間違いなく、競技志向ではないエンジョイ志向があることで、発達障害などの子どもが参加しやすくなっているのも間違いないと思います。総合型地域スポーツクラブと言っても、クラブの理念やビジョンなどによって大きく異なるかとは思いますが、放課後デイサービスと同じような効果を期待されている部分はあるのかなと。


放課後等デイサービスとしての総合型地域スポーツクラブの可能性

 実質的に効果が期待できるのであれば、形としても放課後等デイサービスを担う未来は十分にあり得ますよね。総合型地域スポーツクラブの一つの事業として、放課後デイサービスをやる未来。たぶんですが、この手の事業には補助金なりもつくでしょう。調べてみましょう。

 と思って調べてみましたが、他の事業でも活用できるような補助金や助成金を活用するしかなさそうで、放課後等デイサービスという事業に付く補助金・助成金はなさそうです。どうも人材の確保なども難しそうですし、これはなかなか簡単には手が出せない事業かもしれませんね。

 でも僕は、放課後の児童クラブを総合型地域スポーツクラブが運営すればいいと実は思っていたりするので、この辺のことについてはこれからも何となく頭の片隅に置いておきたいなと思っています。何かのきっかけに反応できるように。。。


富士見市の放課後等デイサービス

 実は記事のネタにしたのは、ふじみスポーツクラブのパンフレットのポスティング中に、スポーツに特化した放課後等デイサービスという店舗を見つけたからなんです。「何だこれは!?」と思って、調べてみた次第なんです。
 そのスポーツに特化した放課後デイサービスというのが、『放課後等デイサービス サカフル』さんです。

 どうやら富士見市の店舗は、6月にオープンしたばかりのようですね。サカフルさんは、サッカーをツールに放課後等デイサービスを提供しているようなんです。さらに総合型地域スポーツクラブと共通点が出てきそうですよね。

 実は富士見市のホームページではサカフルさんも含めて18もの放課後等デイサービスの事業所が掲載されていました。そんなにあるなんて、全然知りませんでした。これだけあるということは、それなりにビジネスとして旨味があるということなのではないでしょうか・・・。

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総合型地域スポーツクラブや筆者の挑戦のリアルな実態を曝け出しています。自ら体を張って行ってきた挑戦のプロセスや結果です! 総合型地域スポーツクラブをはじめ、地域スポーツクラブの運営や指導をしているかた、これからクラブを設立しようとしているかた、特に、スポーツをより多くの人に楽しんでもらいたいと思っているかたにぜひお読みいただきたいです!

総合型地域スポーツクラブのマネジメントをしている著者が、東京から長野県喬木村(人口6000人)へ移住して悪戦苦闘した軌跡や、総合型地域スポ…

総合型地域スポーツのマネジメントを仕事としています。定期購読マガジンでは、総合型地域スポーツのマネジメントに関して突っ込んだ内容を毎日配信しています。ぜひご覧ください!https://note.com/kenta_manager/m/mf43d909efdb5