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僕が農業に興味を持つ理由

 どうも!上杉健太です。
 埼玉県富士見市の総合型地域スポーツクラブの代表をやったり、スポーツ推進審議会委員をやったりしながら、生涯スポーツ社会の実現を目指して活動しています。2024年度スタートが比較的順調に切れて一安心しています。(※課題は常にたくさんあるんだけども)
 さて今日は、『僕が農業に興味を持つ理由』というテーマでお話したいと思います。


 ズバリ、僕が農業に興味を持つ理由は、「元々自然が好きだから」ではなく、「子どもの野菜嫌いを何とかしたいから」でもなく、「農業の価値が上がりそうな気がするから」です。

 日本でも少し前から物価の上昇が起こるようになり、最近では賃金も上昇を始めたとかそうではないとか。
 ちなみにその流れに乗ったわけではないですが、ふじみスポーツクラブでは2023年度、設立から2年で少しできた剰余金を吐き出すつもりで役員報酬・コーチ報酬ともにUPしました。ただ、結果的に会員数なども伸びたことでクラブの収益も増え、それほど大きく吐き出す結果にはなりませんでした。おかげさまで2024年度も上げたままの基準で運営できそうです。

 物価も上がり、所得も上がり、そして株価は歴史的に見て基本的には上がり続けています。これは言い換えると、お金の価値が下がっているということです。(※ですよね?)
 僕は少し前から、テクノロジーが進化してあらゆるものがロボット化・自動化し、さらにエネルギー問題がクリアされれば、一気にお金というものは不要になると想像していて、今の世界の状態がその流れにあるのかどうかは分かりませんが、いずれにしてもどんどんお金の価値は“ゼロ”に向かっていると思うんですね。

 NISAをきっかけに日本人も投資をする人が多くなっているとかいないとか聞きますが、これも要するに、お金(円)で持つよりも株で持つ方がいいという判断をする人が増えているということです。株とは要するに、株式会社の経営権なわけですが、要するに『事業を持つ』ということですよね。(※ですよね?) お金を持っていても増えないが、事業を持っていれば成長して資産価値が上がる可能性がある。そういう判断が有力になってきているということです。
 なので僕は一つ、「事業を持つことの価値が上がってきてるよねー」ということを思っています。副業をするとか、フリーランスになるとか、そういう働き方に価値が置かれてきているのも、要するに、『事業を持つ』ことの価値が上がっていることを示しています。

 そう考えると僕は、行政支援のリッチなクラブから独立して自分で総合型地域スポーツクラブを立ち上げたわけですが、これをやって良かったなと本当に思います。労働者として価値を生み出すことももちろん大切ですが、事業を自分で作る価値はやっぱり高まっていくんだろうと思うので。繰り返しのようですが、お金の価値が下がれば相対的にそうなります。


 さてもう一つ。『事業』の他に、僕がこれから価値が上がると思っているのが、『現物』です。例えば、お金の価値が下がった世界でも、たぶん僕たちは食べ物は必要とするだろうし、住居も必要とするし、衣服なんかも必要とすると思うんですね。でもお金の価値が低いから、お金をそれらと交換しようとすると、とてもたくさんのお金が必要となってしまいます。だったら直接交換すれば良くない?となる気がしてならないのです。どうせ誰も価値のないお金なんて持ちたくないのだから、お金と交換するよりもダイレクトに必要なものと交換したい。そういう思考になってもいい気がするんですね。それを実現する仕組みも簡単にできそうな世の中ですしね。
 もちろん不要なものと交換したくはないですよ」。でも、誰にでも絶対に必要となる『現物』の価値は上がると思うんです。それが例えば、衣食住に関する物ですよね。だから案外、報酬を野菜とかで支給する仕組みとか普通にあり得ると思うんです。(※今のところたぶん想像できない人が多数派だとは思いますが、僕は結構あり得る世界なのではないかと思います)


 まとめると、僕が農業に興味を持っている理由は、

・お金の価値が下がっているし、たぶん下がり続ける
・事業の価値(株価)は歴史的に上がり続けている
・だったら『現物』(物々交換や報酬の現物支給)の価値も上がるだろうし、その時、生きるのに必要な『食物』の価値はある程度担保される。

と思うからなんですね。

 それとおまけ的に思うのは、このゼロから総合型地域スポーツクラブを立ち上げる挑戦を通じて、かなり僕の中で『コツコツやり続ける』が定着してきている感覚があり、このマインドは農業でも活かせる気がするんです。(※3年間、毎日のように富士見市を歩き回ってポスティング!)

 とはいえ、僕は決して農業を舐めていないし、どちらかというと、できれば難しそうだから手を出したくないとも思っています。(※矛盾するようですが) だからまずはプライベートで小さくやってみて、楽しいと思えるかどうかをチェックしてみてます。それでまずはプランターでミニトマトの栽培を始めました。楽しいと思えたら、どんどんやるだろうし、仮に思えなくても、しばらくは続けてみるつもりです。なぜなら気持ちとかマインドは、行動から作られるというのが本質だから。瞬発的に楽しさを覚えなくても、やり続けるうちにやれるようになり、自然とやり続ける習慣ができ、スキル上がり、楽しくなってくる。そこを期待しています。もしも本格的にやろうと思ったら絶対に仲間と師匠を見つけてからやります!


 というわけで今日は、『僕が農業に興味を持つ理由』というテーマでお話しました。

今回もお読みいただきありがとうございました!
ではまた!

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総合型地域スポーツクラブや筆者の挑戦のリアルな実態を曝け出しています。自ら体を張って行ってきた挑戦のプロセスや結果です! 総合型地域スポーツクラブをはじめ、地域スポーツクラブの運営や指導をしているかた、これからクラブを設立しようとしているかた、特に、スポーツをより多くの人に楽しんでもらいたいと思っているかたにぜひお読みいただきたいです!

総合型地域スポーツクラブのマネジメントをしている著者が、東京から長野県喬木村(人口6000人)へ移住して悪戦苦闘した軌跡や、総合型地域スポ…

総合型地域スポーツのマネジメントを仕事としています。定期購読マガジンでは、総合型地域スポーツのマネジメントに関して突っ込んだ内容を毎日配信しています。ぜひご覧ください!https://note.com/kenta_manager/m/mf43d909efdb5