スモールビジネスとしての総合型地域スポーツクラブ

 どうも、ふじみスポーツクラブの上杉健太(@kenta_u2)です。埼玉県富士見市で、誰もがいつまでも、自分に合ったスポーツを続けられる地域社会の実現を目指して、総合型地域スポーツクラブの運営をしています。

 今日は、『スモールビジネスとしての総合型地域スポーツクラブ』というテーマでお話してみたいと思います。見知らぬ地に移住をして、ゼロベースで総合型地域スポーツクラブを立ち上げ、1年間経営してみて、「なるほど!これがスモールビジネスというものか!」とストンと腑に落ちた気がするので、自分の言葉で語ってみたくなったんです(笑)


スモールビジネスとは

 これまでも私は、『スモールビジネス』という言葉を総合型地域スポーツクラブとセットで使ってきました。ただしそれは、ただ単に「規模が小さい」という意味で使っていただけのように思います。

 でも最近思うようになったのは、規模が小さいというのは表面的な結果であって、スモールビジネスというものの本質ではないのかなということです。

 じゃあそのスモールビジネスの本質って何なのさ、ということですよね。ズバリ言うと、スモールビジネスというのは、『事業利益で回していくビジネス』なのだと思います。

 つまり、出資や融資、補助金、寄付金などを原資に事業をと行うのではなく、自己資産を元手とし、事業であげた利益でさらに事業を行うというのがスモールビジネス。経営者の身の丈に合ったサイズでやるという意味でもあるかなと思います。

 脱サラして、退職金で喫茶店を始めるとかは、まさにスモールビジネスっぽいですよね。自分のお金で小さく始める。


ふじみスポーツクラブの事例

 では、スモールビジネスという観点でふじみスポーツクラブの立ち上げの1年を見てみたいと思います。

ここから先は

2,532字
総合型地域スポーツクラブや筆者の挑戦のリアルな実態を曝け出しています。自ら体を張って行ってきた挑戦のプロセスや結果です! 総合型地域スポーツクラブをはじめ、地域スポーツクラブの運営や指導をしているかた、これからクラブを設立しようとしているかた、特に、スポーツをより多くの人に楽しんでもらいたいと思っているかたにぜひお読みいただきたいです!

総合型地域スポーツクラブのマネジメントをしている著者が、東京から長野県喬木村(人口6000人)へ移住して悪戦苦闘した軌跡や、総合型地域スポ…

総合型地域スポーツのマネジメントを仕事としています。定期購読マガジンでは、総合型地域スポーツのマネジメントに関して突っ込んだ内容を毎日配信しています。ぜひご覧ください!https://note.com/kenta_manager/m/mf43d909efdb5