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新たな総合型地域スポーツクラブを設立する候補地は

 総合型地域スポーツクラブ マネジャーの上杉健太です。約6年半マネジャーとして務めた一般社団法人たかぎスポーツクラブを退職し、自ら総合型地域スポーツクラブを立ち上げるべく動き始めています。

 たかぎスポーツクラブで働き始めた時は、喬木村が主導で立ち上げたクラブの募集に応募した形だったので、立ち上げには一切関与していません。それから事業拡大をしてきたという点で言えば、立ち上げのイメージが付かないことはないのですが、私の経験は、”行政支援”という下駄を履いた上に積み上げられたものなので、その支援がない状態でのクラブの立ち上げは、正直言ってノウハウなんて全くないと言っていいのが現状です。とはいえ、何でも最初はみんな初心者で初体験なわけですから、これはもうやるしかないんです。

 というわけで今年の3月頃に会長・副会長に退職の意向を伝えた後、私はどこでクラブを立ち上げようか検討を始めました。対象を全国にしてしまうと決められないと思ったので、場所は関東に絞っていました。関東に絞った理由は、
・出身地の東京が近い
・クラブマネジャー仲間がいる
・全国への影響力が強い

あたりです。
 これは長野県で総合型地域スポーツクラブをやっていて思っていたことなのですが、どうしても同業者との交流が難しくて、インプットが不足しがちになったんです。関東であれば、近くにたくさんクラブがありますし、既に面白そうなネットワークを構築している県もあります。そこで認められるようなクラブになれば、”田舎で頑張っているクラブ”ではなく、『全国の見本となるクラブ』を狙えると思うんですね。私は、総合型地域スポーツクラブそのものに魅力を感じているので、総合型地域スポーツクラブ全体にいい影響を与えられるような仕事がしたいなと思うわけです。それで関東です。

 関東と言っても、広いです。もっと選択肢は絞らないといけません。そんな時、とある市の情報を聞きました。そこは今現在、総合型地域スポーツクラブがなく、しかしそこに対する課題意識はあり、総合型地域スポーツクラブの母体となる団体を立ち上げる計画までは立っているというのです。さらにその近隣には親しくさせていただいている総合型地域スポーツクラブのマネジャーのかたがいらっしゃいます。私が喬木村へ行く前に勉強させていただいた恩師の一人です。私が設立地の第一候補として考えているその市とは・・・

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総合型地域スポーツクラブや筆者の挑戦のリアルな実態を曝け出しています。自ら体を張って行ってきた挑戦のプロセスや結果です! 総合型地域スポーツクラブをはじめ、地域スポーツクラブの運営や指導をしているかた、これからクラブを設立しようとしているかた、特に、スポーツをより多くの人に楽しんでもらいたいと思っているかたにぜひお読みいただきたいです!

総合型地域スポーツクラブのマネジメントをしている著者が、東京から長野県喬木村(人口6000人)へ移住して悪戦苦闘した軌跡や、総合型地域スポ…

総合型地域スポーツのマネジメントを仕事としています。定期購読マガジンでは、総合型地域スポーツのマネジメントに関して突っ込んだ内容を毎日配信しています。ぜひご覧ください!https://note.com/kenta_manager/m/mf43d909efdb5