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先行管理をクラブ経営に取り入れよう

 未来は過去の通りにはやって来ない。

 どうも、ふじみスポーツクラブの上杉健太(@kenta_u2)です。埼玉県富士見市で、誰もがいつまでも、自分に合ったスポーツを続けられる地域社会の実現を目指して、総合型地域スポーツクラブの運営をしています。

 今日は、『先行管理』というテーマでお話したいと思います。読書をしていて出会った言葉なのですが、たぶん多くの経営者にとっては当たり前の考え方です。でも、総合型地域スポーツクラブの経営者の中には、その意識がほとんどない人もいそうだなと思っていて、今回取り上げて勉強していきたいと思います。


先行管理とは

 まずは言葉の定義から確認してみましょう。私と同じように、言葉としてははじめて聞く人もいらっしゃると思うので。

 ・・・ただ、どうも調べてみると、ビジネス用語として作られた言葉なのか、言葉の定義みたいなものはすぐには出てきませんでした。とあるサイトでは、

先行管理とは、ビジョン(来るべき将来)に対して抜け目ない準備をすること

とあります。この定義だと、『来るべき将来』という言葉が誤解を生みそうで嫌だなと思うのですが、要するに未来志向で目標管理をするというのが先行管理の考え方だと思います。作りたい未来があって、そこに向かって目標を管理するという”意思”があるやり方です。そこには『予測』も入り込んでいますが、どちらかというと、「こういう未来を作りに行くんだ!」という意思があるというイメージの方がしっくりくるなと思っています。

対照的なのは前例主義や過去踏襲主義

 この先行管理の考え方と対照的な考え方は、前例主義とか過去踏襲主義というものだと思います。そんな言葉が存在するのかは知りませんが、何となくイメージはつきますよね。

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総合型地域スポーツクラブや筆者の挑戦のリアルな実態を曝け出しています。自ら体を張って行ってきた挑戦のプロセスや結果です! 総合型地域スポーツクラブをはじめ、地域スポーツクラブの運営や指導をしているかた、これからクラブを設立しようとしているかた、特に、スポーツをより多くの人に楽しんでもらいたいと思っているかたにぜひお読みいただきたいです!

総合型地域スポーツクラブのマネジメントをしている著者が、東京から長野県喬木村(人口6000人)へ移住して悪戦苦闘した軌跡や、総合型地域スポ…

総合型地域スポーツのマネジメントを仕事としています。定期購読マガジンでは、総合型地域スポーツのマネジメントに関して突っ込んだ内容を毎日配信しています。ぜひご覧ください!https://note.com/kenta_manager/m/mf43d909efdb5