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思い付いた面白そうな事務所アイデア

 総合型地域スポーツクラブ マネジャーの上杉健太です。2020年12月いっぱいを以て一般社団法人たかぎスポーツクラブを退職し、関東圏に新たに総合型地域スポーツクラブを立ち上げる挑戦をしようとしています。

 今日は、『事務所』についてお話してみたいと思います。総合型地域スポーツクラブは、文部科学省が推進していることもあり、事務所を公共施設の一画に構えている場合が多いです。例えば体育館の一室。例えば役場のスポーツ振興関係の部署の事務所内。もちろん、中には独自の施設を持ってその中に事務所を入れている立派なクラブもあります。
 私が2020年10月現在務めている一般社団法人たかぎスポーツクラブの場合は、喬木村の公共施設である『みんなの広場アスボ』という施設をクラブハウスとして利用させていただいていて、その中に事務所を構えています。

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【たかぎスポーツクラブのクラブハウス『みんなの広場アスボ』】

これが2年半前くらいからですね。その前は、喬木村教育委員会の事務所の一部を間借りしておりました。私自身が地域おこし協力隊だった期間が3年間もありますし、ほぼ、行政が運営していたと言っていいと思います。
 事務所があるといいのは、まずはシンプルに作業する場所になるということですね。もちろん、今時パソコン1台あれば、どこでも色々な作業はできますが、とはいえ、コピー機があった方が良かったり、・・・・・・・・・、えっと、・・・・・・・・・それくらいかもしれませんが、作業する場所として事務所があるのは、作業はしやすいと思います。
 もう一つは、窓口機能ですね。入会したい人、直接話を聞きたい人とお話ができる、手続きができる窓口ですね。もちろんこれも、SNSやメール、電話で代替可能ではありますが、ご高齢のかたも入会するような場合は、事務所のように”物理的な場”を構えた方が絶対にいいと思います。それだけで入会ハードルの高さが全然違うはずです。
 3つ目は、媒体(メディア)としての機能です。事務所を構えれば、それ自体が地域の人には宣伝になりますし、事務所の窓口にはチラシやポスターなども置いたり貼ったりできますから、通りがかった人にもクラブを知ってもらうことができるんですね。この効果は絶大で、たかぎスポーツクラブが事務所を構えている『みんなの広場アスボ』は、誰もが使える公共施設なので、会員以外の人もたくさん来るんですね。その人たちの目に、たかぎスポーツクラブは確実に入るんですよ。しかも入ってもないのに身近な存在になれるので、それによってめちゃくちゃ入会ハードルは下がるんですね。事務所が持つ媒体(メディア)としての機能は馬鹿に出来ないんです。

設立を考えている総合型地域スポーツクラブの事務所

 そこで、もちろん私が設立を考えている総合型地域スポーツクラブでも、できれば事務所は構えたいと思っています。ただ、事務所を構えると維持費がかかります。最初から公共施設の一画を使わせていただいたり、行政支援が期待できるわけではないので、そこは当然クラブが負担するところとなります。総合型地域スポーツクラブは99%スモールビジネス(リスクと利益を小さくする)なので、固定費はなるべく小さくしておきたいところです。なので私は、最初は事務所は構えるつもりはありませんでした。ホームページとSNSと電話、あとは活動場所での対応でまずは何とかしようとしていました。最初は超小規模になるはずなので、それでも大丈夫だとは思っていました。
 しかしその考えは、昨日の22時に変わりました・・・

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総合型地域スポーツクラブや筆者の挑戦のリアルな実態を曝け出しています。自ら体を張って行ってきた挑戦のプロセスや結果です! 総合型地域スポーツクラブをはじめ、地域スポーツクラブの運営や指導をしているかた、これからクラブを設立しようとしているかた、特に、スポーツをより多くの人に楽しんでもらいたいと思っているかたにぜひお読みいただきたいです!

総合型地域スポーツクラブのマネジメントをしている著者が、東京から長野県喬木村(人口6000人)へ移住して悪戦苦闘した軌跡や、総合型地域スポ…

総合型地域スポーツのマネジメントを仕事としています。定期購読マガジンでは、総合型地域スポーツのマネジメントに関して突っ込んだ内容を毎日配信しています。ぜひご覧ください!https://note.com/kenta_manager/m/mf43d909efdb5