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2150 ケアネット 銘柄分析

こんにちは、けんたです。
今回はケアネットについて銘柄分析をしていきたいと思います。

〈目次〉

  1. 現在のチャート

  2. 年間業績の推移

  3. 3ヶ月の四半期業績

  4. エントリーポイント

  5. まとめ

こちらの順番で解説していきます。

★現在のチャート

日足チャート

現在は大きく下落していて割安判断の目安となる
200日移動平均線を割っている形になります。
200日線でも反発してこないので、
ここから下落するとまだ下に向かう可能性は十分ありますので注意が必要です。

PERも26.5倍なので若干割高感あり。ここで反発しない場合、次は850円〜900円辺りを狙ってくる可能性は十分に考えられます。

そうなった場合は
チャンスが近いかもしれません。
いますぐに買わず、少し待ってみましょう。

★年間業績★

続いては年間業績を確認します。

年間業績

前期比と比較すると最高益は超えてくる予想ですが、成長率もあまり良くなく、成長の鈍化は見ての通りです。
やはり20%を超る成長率はほしい所。

若干割高感があるところ、年間業績の鈍化。
この辺りが織り込まれて現在の株価の低迷に繋がっているのではないでしょうか。

★3ヶ月の四半期業績

続きて四半期業績です。

四半期業績

現在3Qまでの業績が発表されております。
YonYの前年比では20%近い上昇を見せております。QonQでも最高益こそ超えてきてはいませんが、前Q(2Q)の数字は超えています。

四半期の推移

四半期の累計推移です。
1〜3Qが終了した時点で88%の進捗です。
本来75%で計画通りの進捗ですので順調に推移していると考えられます。
ここで注目して欲しいポイントが現在、年間業績が2589(営業益)で発表されています。

3Qまでの発表で2288(営業益)が出ているので残り301。4Qで301の数字を出す事ができれば目標達成となります。

↓営業利益を確認してください。

ここで3ヶ月毎の営業益を確認してみてください。
ここ数年で営業益301を下回った年はありません。

去年と同じ数字が出ても519。その為、301以上の業績を出して上方修正する可能性があるのではないかと考えました。
詳細はまとめに記載してあります。

★エントリーポイント★

以上のことを加味して、エントリーポイントの確認をしてみましょう。

現在のチャート

現在は手出し無用の状況です。
5日線、25日線も下。完全に下落トレンドになっています。
しかし、期待も抜けてきている状態です。

先ほど説明した通り次の決算〈2/13〉までに上方修正が出れば恐らく短期的に上昇に転じてくると思います。

そして5日、25日線が上向きになり、GC(ゴールデンクロス)して、出来高を伴って上昇に転じた場合は短期的にチャンスになってくるのではないかと思います。

もしそうなった場合は、しっかりとチャンスを掴んでもらえたらと思います。


★まとめ★


今回は2150ケアネットについて現状と今後の展望について記事を書きました。
これはあくまで私の見解なので参考程度に読んでもらえたらと思います。

決算資料を確認したところ、長期化する新型コロナウイルス感染症対策として、引き続きリモートワークの実施、 顧客との商談、セミナー等についてもオンラインの活用。また、製薬企業はMRの医療機関への訪問自粛が続いている背景から、引き続き医薬DX事業の各既存サービスに対するニーズの高まりが続いている。

四季報を見ても年間業績は上回る予想を出していたところを考えても良い企業であり、時流に乗っている企業であることは間違い無いかと思います。

しかし、直近の海外景気の下振れ、円安、物価上昇などの影響で、契約している大手製薬会社の営業環境は厳しい。また、例年4Qで売上が膨らむことから、「計画的に開発の為の出費を当てる予算になっている」と記載もあったのでこの点は注意しつつ、次の決算までに注目していきたい企業だと感じました。

今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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