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千葉県八千代市勝田台駅前ボロ店舗のリノベーション!

 こんにちは、しばらくぶりです。日本各地で大変なことになっており、人間の命単体で思考しても、不動産や建設的な観点で思考しても、スケールを逸しており気が気でなりません。台風、地震、水害、異常気象等、各地で被災されてしまった方々、お悔やみ申し上げます。なんだか毎年毎年気候や災害で記録や記憶を塗り替えている気がしてなりません。

 さて、時期的には関東地方の台風到来の最中、8月初旬より、千葉県八千代市勝田台駅前の老舗スナックのリノベーションを行いましたので、ご紹介いたします。冒頭の写真は完成写真となります。

 千葉県の勝田台駅は東葉高速線(東西線直通)と京成線の2路線が乗り入れる駅です。都心へ通勤される方が多く住むベッドタウンです。なんと私が中学3年から社会人1年目まで住んでいた実家が所在する駅となり、お仕事をご依頼いただいた際も驚きましたし、当然施工期間中は実家にシャワーを浴びに帰ったりこれ見よがしに利用をしました。
 ベッドタウンだけあってそこそこ駅前は発展しています。今回リノベーションをすることで和風居酒屋へ変身を遂げたこの店舗も、駅から徒歩1分程度で到着する駅チカ物件なので、繁盛が期待できますね。

 早速施工内容をご紹介いたします。今回もいつもの元請さんとご一緒させていただき、弊店ではクロスを担当しましたが、元請さんと私で口をそろえて『これは廃墟だな…』というレベルからの施工スタートでした…。現地調査を行った際に感じましたが、かなりの工数と手間がかかるだろうけど、やりがいはすさまじいだろうな、と思い、精一杯やらせていただきました。

◆Before


↑鏡張りのステージ?のようなもの。時代を感じます。ここは個室にチェンジさせてしまいます。

 写真ではほぼボードやベニヤが丸出しですが、元々はクロスではない謎の布地のようなものが全面に貼られており、粘着力が凄まじく、布地をはがすと下地ごと持っていかれるという状況で、下地ごと張り替えてしまう箇所も多々ありました。また、当初は天井のクロスは貼り替え無しで…というお話でしたが、壁を貼った後の新旧の差をオーナーにごらん頂き再度貼り替えのご提案をさせて頂いたところご承諾いただきました。よって、壁の工事期間に加え、天井の工事期間が後半に入り、他の工事もあわせて計3週間程度かけて無事完成しました。

◆After

↑鏡張りだった部屋です!名残が少しありますね。

↑オーナーのご意向もあり欄間と襖で和を感じさせる造作となりました。この場合の欄間には空調や換気の効き目を向上させる意図もあります。

 居酒屋のメニューといえばこのような壁に並んだ黄札に赤文字の値段!酒類のポスターも雰囲気を出してくれますね。

 以上、ぼろぼろの老舗スナックから和風居酒屋へのリノベーション事例でした!instagramにも事例をまとめておりますのであわせてごらんください!


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