「一貫性ジレンマ」に囚われないようにしよう

シンガーソングライターのケティです。
よく、自分の意見を持つことが大事だとか、ブレない芯をもつことが大事だと言われますが、私は必ずしもそうではないと思うのです。

「一貫性がある」という言葉も、見方によっては、頑固で柔軟性のない人だと言えます。
科学は常に進歩しているし、世界情勢は目まぐるしく変化をしているし、その時代その時代で、正解が変わることなんていくらでもあると思うのです。
時代に合わせて考え方をアップデートすることは、決して芯のない生き方ではなく、むしろ自分の意見をしっかりと持てる人だからこそできることです。
頑固な人は、自分と違う意見を取り入れることができず、自分と反対の意見を言う人を勝手に敵と見なし攻撃的になります。過去の自分が出した正解をアップデートすることが怖くて保守的になります。これは裏を返せば、本当は自分の意見に自信がなく、心が揺らいでいることの抑圧行為だと思うのです。

いつまでも過去の自分が編み出した考えに囚われず、時には人の意見も聞き、日々考えをアップデートする力がある人。
そんなおとなになりたいなと思いました。

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