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【ジャイプール③】アンベール城に大興奮

観光2日目の目玉は郊外に聳えるアンベール城。11世紀、インド統一前に存在したアンベール王国が誇った王宮だ。ジャイプール最大の観光名所でもある。

市内からでもわかる異様な存在感

まずはその前に、再びハワーマハルを参拝する。このパステルカラーの宮殿が、なんだか妙に気に入ってしまった。その真向かいにあるカフェで宮殿を眺めながら昼食をとる。やー眼福。

観光客狙いでさぞお高いカフェかと思いきや、普通に良心的な価格設定で良かった

宮殿チャージが終わると、すぐそばにあるバス停へ。近くに学校でもあるのか、揃いの服を着た子どもたちと一緒にぎゅうぎゅうの車内で揺られること20分。バスはアンベール城に到着した。

おぉおお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(感嘆)

この城は山上にある要塞と繋がっており、連結部分は城壁として周囲に張り巡らされている。近づくほどにその全貌があらわになってくるのだが、そのスケールがとにかく圧倒的なのだ。インド版万里の長城と言われているのも頷ける。
少しの登り坂を経て城門に着くと、入場料502ルピーを払い中に入った。

外見だけでなく内部もすごいぞアンベール城。当時のマハラジャどんだけ金持ってたんだよ。
ちなみに、城の入り口にあるガネーシャ門は“世界で一番美しい門”と言われているのだが、僕の両目は揃ってビー玉なのでこれに目もくれずスルーしてしまった。気になる人は画像検索してほしい。

すっかり中世に迷い込んだ気分。これはまるで、僕の大好きなゲームオブスローンズの世界じゃないか!
アンベール城は、さながらドーンのウォーターガーデンとドラゴンストーン城を足して2で割ったような外観…といえば通じる人には通じる。
もう一つGOTネタでいうと、この城には象タクシーなるパンチの効いた有料オプションがあるのだが、僕が行ったときには一頭もいなかったので、ナチュラルに「象はいないの?」と言ってしまった。

帰り道にある水の宮殿ことジャルマハル。風と比べてこちらはずいぶん謙虚な佇まいだ

宿に戻って休憩などしていたら、あっという間に日暮れである。翌日には次の目的地へ向かうことを決めていたので、名残惜しくも最後に夜の街を楽しむことにした。

何回見に来てんだよ

ライトアップされた夜のジャイプールは、昼とはまた違った表情を見せていた。
宿も最高だったし、この街には素敵な印象しかない。できればもう少し長く滞在したかったけど…。明日は朝イチから出発して、次の目的地であるブルーシティへと向かう。

〜旅のBGM〜
宇多田ヒカル/君に夢中

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