見出し画像

【ゴーラクプル→ジャイプール】20時間耐久列車の旅

ジャイプールへのチケットは、スノウリに向かう前にゴーラクプルの窓口で買っておいた。
すでに当日分は満席で(今回はゴネてもダメだった)翌朝5時の便となってしまったため、自ずとゴーラクプルで一泊することになる。

ゴーラクプルという街は単なる中継地点だと思っていたが、少し駅から離れると近代的な商業施設も並んでいて人通りも多く、なかなか活気に溢れていた。

良さげなミニシアターを発見。入る勇気はなかった
インドではじめてバーキンを見た。当然牛肉は使えないので、選べるのはベジかチキン。スパイシーな味付けだった
Hotel Kamaのドミトリーは一泊900ルピーなだけあり、満足度高し

ホテルでは久しぶりに熱いシャワーを浴びて、22時には就寝。翌朝は4時前に起きて、まだ暗い中を駅へと向かった。

ジャイプール行きは朝5時に出発し、深夜0時半に到着という超ロングラン。しかも、今回は3Aの座席しか確保できなかった。人は丸1日列車の中で過ごすとどうなるのだろうか?

中段の座席は夜にならないと使えないらしい。実質2段ベッドだったので、広々と身体を伸ばせれたのは良かった

列車は予定よりもかなり遅れ、深夜2時半にジャイプールに到着。実に21時間以上を車内で過ごしたことになる。
その間、読書やネトフリYouTubeに睡眠などあらゆる手段で時間を潰し、なんとか正気を保つことはできたのだが、おそらくストレスと空腹(途中に摂った食事は、相席したおばさんから貰ったクッキーと駅のホームで買ったつまみだけ)が知らず蓄積されていたのか、ホームに降りた時めちゃくちゃ殺気立っており、近づいてくる客引き全員ぶん殴ってやりたい衝動にかられた。

“ピンクシティ”ジャイプールは駅もピンクだ

宿に着いたのは3時を回っていたけれど、なんとか中に入れてもらえた(ほとんどの宿は24時間体制でないため、深夜の出入りは基本的に受付を叩き起こすことになってしまう)。ていうか、めちゃくちゃ不規則な生活になっているな…よく寝て、明日から2日間はガッツリ観光しよう。

さて、日本を出国してからすでに3週間が経とうとしているが、自分でも驚くほどホームシックみたいなのは感じない。ただ、日本食だけは死ぬほど食べたいです。特に刺身と味噌汁。

〜旅のBGM〜
The Doobie Brothers/Long Train Runnin'

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?