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【ニューデリー→ゴーラクプル→スノウリ→ゴーラクプル】インド入国リターンズ

昨晩デリーを発った列車は、朝9時半に定刻通り到着した。インドも本当にやればできるっぽい。
それにしても、改めて実感する座席間の格差よ。一番格安のスリーパークラスなどは、列車がホームに着くや否や、お前らほんとに切符持ってんのかいっていう連中が押し寄せて、怒号が飛び交いながら車内が人で埋め尽くされていく。これぞインドの列車という光景だが、僕は絶対にごめんだったので2Aクラスにして本当に良かった。
2〜3時間の移動ならともかく、長距離だと最低でも3Aじゃないと三十路以上は死にますね。

我先にと狭い乗込口に人が殺到する光景は、初見だと絶対ドン引きする

ゴーラクプルでバスに乗り換えて3時間、スノウリに到着。ゲート付近に行ってみると、確かにあった。「イミグレまで800m」の看板。
どうも僕がイミグレと思っていた場所はただの検問で、本来行くべき場所をスルーしていたようだった(僕のミスとはいえ、ちゃんと検問でもアナウンスしてくれよ!とは思う。同様のポカする人ほかにいないのかな)。

これかなり小さいからね(言い訳がましく)
なんと隣がバス乗り場で、乗ろうとするとそこのおっさんに「イミグレにはもう行ったのか?」と聞かれた。あんたみたいな人に最初に出会いたかったよ
ミャンマー人のグループがいてかなり並ばされたのだが、たまたま最後尾が日本人の方でしばらく話し相手になってくれた

イミグレで事情を説明するのが面倒だったので、事前に大使館にメールでテキストを依頼していた。ダメ元だったのに丁寧に英語で説明文を送ってくれたので、言ってみるもんやなと思う。
申請書と合わせてテキストをスマホで受付に見せると、ちゃんと読んでくれたかは怪しいがスタンプはしっかりと押してくれた。
実際の入国日と異なる当日付けのスタンプだったのだが、後で大使館に確認したところ問題ないとのお墨付きも得た。

紆余曲折ありつつも、これで正式にインド入国である。それにしても、これ判明したのが出国直前でなくてマジ良かったな。こればかりは、あの胡散臭いデリーの宿主人に感謝するしかない。

その後はバスに乗り、再びゴーラクプルへ。
次の目的地はジャイプール。デリーに戻ろうかとも思ったが、あの街はもう信用ならん。
ここには書ききれなかったが、たった2日足らずの滞在で卑怯な輩とのいざこざがいくつかあった。野犬にも襲われた。正直もう行きたくない。

どのみち出国時には嫌でも戻るので、先にほかの街を見て回ることにする。次こそは、ちゃんと観光楽しめますように。

〜旅のBGM〜
山崎まさよし/僕はここにいる

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