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老いをたのしみながら重ねることが素敵

おっす!わし「健斗」っちゅんだけど...。


今回は「老いをたのしみながら重ねることが素敵」ってテーマで話す。

歳を重ねるほど気持ちが塞ぎ込んでいく

「"もう25歳か〜...ってことはアラサー!?"」


「"結婚考えなきゃな〜...。"」


「"どこかにいい出会いないかなあ〜...。"」


こんな鉄板過ぎる会話を何回聴いてきたことか...。


20代前半まではいいものの、後半を境に女性陣が焦り始める。


「"あの時はピチピチだったなあ...。"」


「"30代になってモテなくなったなあ...。"」


「"えっ!?〇〇さん結婚したの?"」


うちのばあちゃんは写真に映りたくないって言ってた...。


女性の年齢は別に気にならないけど、触れないのが暗黙の了解みたいになってるし...。


いつもお世話になってる美容室の女性スタッフも、同級生とどっちが先に結婚するかでバチバチにやってるって言ってたし...。


自分には分からない事情が色々あるのかもしれない。


ちょっと悲観的になり過ぎって想うけど、それはきっと自分が男性だから。


ただ、自分も25歳までは歳を重ねてる割に、何かが身についてる様な感覚はなかった。


普通に幼稚園から高校まで通って、大学にはいかずに就職して6年。


就職した会社で奮闘はしたし達成感はあるんだけど、眼にみえてなにか変わったかと言うと実感がない。


あんまり遊ぶ余裕もなかったから、淡々と仕事をこなしご飯を食べて寝るくらい。


「"自分はこれができます!!"」


「"これなら任せてください!!"」


そんな力強いセリフを言える様になりたい。


ストレングスファインダーをやってみたり、ゴーグルで出てきた性格診断とか、MBTIとかやってみるけど分かるのは概要だけ。


周りからは何かのタイミングで「"天才じゃない?"」とか「"なんでそんなに人に優しくできるの?"」とか褒めてもらう機会はあった。


けど、仕事で全面に活かせるかって言うとそうでもなくて、跳び箱で2段多く跳べるくらいの感覚。


転職して最初に勤めたコールセンターで、自分の強みを訊かれた時も答えられなかった。


「"強み...分かんないですよね〜...あはは...。"」


「"強み分かんないの!?"」


「"これから長いのに苦労するよ〜。"」


「"なんか1個でもいいからみつけときなさ〜い。"」


周りからの批判を浴びない様に自分を下げきたせいで、余計分からなくなってた。


確かに会社側からしたら、強みが分からない人を採用しようなんて想わないよね。


それにそもそも会社が求めてるものは成果だから、能力があろうがなかろうが結果を出してくれればいいよな。

歳を重ねるほど増してくる将来への不安

20代後半に突入して焦ることと言えば、3つあるんじゃないかって想う。


1つは、みた目の若々しさ。


これは特に女性が気にすること。


願望としては「いつまでも可愛くいたい」。


中学の先生もよく「永遠の18歳」とか話してた。


よく想ってた女性のすごいところは、可愛いって言われる努力を怠らない部分。


自分もたまにその努力に感化される。


「"あの人だって頑張ってるんだから自分も負けてられない!"」


よく言われてることで、男性は「目」で恋して女性は「耳」で恋をするって話がある。


男性にとって女性のみた目が大事なことを、女性は本能で分かってるのかもしれない。


かなり前にtiktokで「残酷な真実」みたいなタイトルで、男女のタイプの移り変わりの動画を観た。


男性のタイプは、小学生の頃だとあるあるの「走るのが速い」。


そこから「勉強ができる」とか「賢こさ」「優しさ」みたいな感じでまあ予想通り。


対する女性のタイプは、小学生から30代までブレることなく「みた目」。


その後は「包容力」とか「経験値」みたいな感じだったのを覚えてる。


動画を観た時、男女のタイプの違いの差が凄過ぎて息を呑んだ。


確かに残酷な気がして、男性で良かったってホッとした記憶がある。


2つ目は、結婚。


結婚は、女性のテーマみたいなものに当たる気がする。


多少値が弾んだとしても、豪華な式場でオプションもつけちゃったりして。


綺麗なドレスを着て、みんなから「"おめでとう!!"」って拍手喝采を夢みると想う。


30歳がピークみたいな風潮がある様に、できるだけ若い内に結婚したいって願うはず。


子供を産んでお母さんにだってなりたいだろうし。


家族円満のたのしい暮らしを想像するだけで希望が膨らむ。


おじいちゃんおばあちゃんのたのしみの1つに、孫をみることがあると想う。  


子供を産んだらみせて喜ばせてあげたい。


あんまり言い方はよろしくないけど、老後のことを考えても結婚しておいた方がいい。


頭数が多い分だけ、支え合えるから身体が動かなくなったとしても、1人で寂しい想いをすることも少しは減る。


3つ目は、誇りがない。


これは自分のよさが分からないってこと。


分かりやすく言うと、これまでの経験の中で自分がどんな能力を発揮してきたか。


どんなスキルを身につけられたかってことが分からない状態。


自分で気が付かないといけないし、今後のために分かっておきたい。


けど、正直全く見えてこない。


それにその時はこれが強みだって想えても、次の日になるとあの自信はなんだったんだろう?


みたいに迷走しがち...。


自分が何が苦手かはみつけるのが上手いけど、何が得意かはいくら考えても分からない。


面接で自己PRをしてくださいって言われても、自信を持ってアピールできる気がしない。


この生活するだけでも大変な世の中でみんなよく生きてる。


正直それだけでも才能って呼んでいい様な気もするんだけど...。


何かみつけやすくなる指針みたいなものがあると嬉しい。


切に願う。


けど、これは本人の心の問題が1番影響してる。


気持ちがネガティブになってるからこそ、ちょこちょこ気が付くタイミングが来ても、さらっと流してしまってる。


先輩から褒めてもらったり。


友達から「"ここすごいよ!"」って認めてもらえたり。


機会はそれなりにあるんだけど、受け取れてないだけの可能性もある。


こんな些細なきっかけを意識できれば、少しは気持ちも変わってくるんじゃないかと想う。

経験値と身体の変化に合わせてたのしむ

生きるだけでもなかなか大変な状況。


軽はずみに「"たのしもう!"」なんて言えないのは承知。


待ってて自然とたのしみがやってくるならいい。


けど、自分からたのしもうとしないことには何も始まらないのが正直なところ。


ちまた〜によくいる、引き寄せの法則信者みたいに、願うだけで叶うならこんなに困ってない。


必死に食らいつきながら積み上げるのが正規ルートって言ってもいい。


耐えながらもたのしむための土台作りに励む。


それがどこかで身を結んで心が解放される流れが一般的。


難しいけど少しずつでも進めていきたい。


中々気を揉むけど、歳を重ねることをたのしむためのポイントが2つある。


1つ目は、身体が変化すること。


歳を重ねるとどうしても疲れやすくなったり。


肌のシミだったりシワが出てきて、若い頃の様にはいかなくなる。


髪も細くなって立ち上がりがいまいち。


当然、みた目に気を遣ってた人ほどショックが大きい。


そんな都合よく誤魔化せる医薬品なんかない。


結局のところ、どれだけ健康的な生活習慣をできてるかにかかってる。


そこは大前提として、なってしまった以上どうしようもない。


ただ、そんな落ち込むことでもない気がする。


身体が変化したからこそたのしみ方が変わった。


1番簡単なのは、似合う服装を探すこと。


今まで似合わなかった生地の服。



ちょっと派手だからって避けてたジャケット。


カジュアルな服装だったけど、フォーマルな服装に変えてみたら案外似合ってた。


運動を習慣にすれば少しの間だったとしても、疲れやすくなった身体も軽くなる。


こういう些細なきっかけが日常の至る所に散りばめられてる。


ただ、沈んだ気持ちのままいることが多いから、どうしてもこのチャンスにすら気がつけない。


落ち込むのは簡単。


きっかけは案外近くにあるってことを念頭に置いてほしい。


2つ目が、経験値。


これこそ歳を重ねたからこそ振り返りたいところ。


振り返ったところで、あんまりよく分からないって声が聴こえてきそう。


だけど、そこまでハードルを上げなくてもよくて、目下の人に伝えられることはある。


学校にこれから通う子ども。


就職したての若者。


結婚を考えるカップル。


ハマってた趣味の知識。


考えたら色々出てくるはず。


それだけ頭も遣ってるし時間もかけてる。


本当は、もっと身近で役に立てられる様な場所ごあれば別。


みんないいものを持ってるのに、それを確認する場所も役に立てる場所もない。


役に立てられるって分かった時に、自分のよさを認識できる。


そういう機関がないのはちょっと哀しい。


色んな人に支えられて生きてるからこそ、是非ともその強みを活かしてほしいのに...。


社会が豊かになるきっかけが潰れるのは勿体無い。


自分も力不足なことは痛感してて、なんとかならないかな?って想う。


ひとまず頭に入れておいてほしいのは、みんな強みがあって役に立てるのに、自覚する場所も活かす機会も中々用意されてないってこと。


自分を卑下するのはやめてほしい。

まとめ

ここまでみてくれてありがとう!


今回は「老いをたのしみながら重ねるのが素敵」ってテーマで話した。


この話が「じりつ」を促す転機になると嬉し。


バイバイ!みんな...。

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