その姿はまるで主人の帰りを待つ仔猫のようで

深夜2時の次女ちゃんの話です。

な゛ぁ〜!となく声で起きる

夜中にふと目覚めると
次女ちゃんが泣き叫んでいる。
この声で目覚めたのか、
と、あたりを見回す。

娘ちゃんは爆にして睡の状態。
よく寝れるな、ってくらいに
騒がしい次女ちゃん。

ドアに向かって泣き続ける

気づくと、
カミさんがいない。

どうやらトイレに行ったようであるが
そのあたりをよくわからない次女ちゃんは、
ドアに向かって泣き叫ぶ。

これで起こされたか…

まるで仔猫のようで

ドアに向かって泣き叫ぶ次女ちゃんをみて
主人の帰りを待つ
仔猫のようだと思う。

ドアの近くは危ないので
安全なところまで抱きかかえてやっても、
父ちゃんでは足りないらしく
僕の腕の中でもまだドアを見つめて泣く。

カミさんが戻ってくる足音が聞こえると
僕の手の中でジタバタとして、
ドアの方へ行こうとする。

ドアが開くと泣き止んで
笑顔になって
カミさんに抱っこされると
安心して目をつぶる。

その姿もまた、仔猫のようで。

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