マガジンのカバー画像

夜の自由帳

35
夜に考える、ぐるぐるとした出口のないこととかの、集積所です。
運営しているクリエイター

2021年9月の記事一覧

死にかけていた頃の、美しい世界と失われた言葉のお話

死にかけていた頃の、美しい世界と失われた言葉のお話

つい先日は医療機関で「あなたは今死にかけています」といわれたのだけれど、5年くらい前、僕はもう少し根本的な意味で死にかけていた。

酷い不眠で睡眠は3日に一度取れるかどうかで、それも1時間とか90分とか、その程度のもので、常に耳鳴りと、頭痛と、目眩がしていた。血圧は200/120位。そんな生活は3年位は続いていたと思う。

有り金を叩いて内科循環器科、耳鼻科に通ったけれど(各科をたらい回しにされた

もっとみる