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絶世の美女と向き合えるなら…

昨年からようやくゴルフを始めたのですが、今回のNoteは「この間、ゴルフ練習場で出会ったチャーミングなスタッフさんがね…」と飲み屋で友達にするような些細なお話です。

でも、こんな小さな出来事でもあれこれグルグル考えちゃんうんですよね…
1. 「こういう閃きってどのように生まれるんだろう?」脳の構造的には…むにゃむにゃ…
2. 「どうすればこのような素晴らしいサービスを提供できるんだろう?」リッツ・カールトンのクレドや仕組みで言うと…むにゃむにゃむ…
3. 「このおばちゃんのように“楽しみを自ら生み出せちゃう人”って幸せだよなー」心理学者のチクセントミハイさん的に言うと…むにゃむにゃむむっ…
(続く)

もうこれは病気。職業病です。
こんなことを考えていたら、永遠にゴルフのスコアは伸びそうにないですね…

しかし、このグルグルも適度にやると楽しいので、おばちゃまに癒されながら、ちょっぴりグルグル遊びをして頂けると嬉しいです。「初の読者参加型記事に挑戦!」ということで、最後に10秒問題を出させて頂きました。是非回答をコメント欄に記入してください!Enjoy!

私は、これからゴルフ練習場で「無」になることを目標として掲げたいと思います。

では、ゆるりとお楽しみください。お話のはじまり、はじまり。

ーーー

年初のとある週末。

暖かく、快晴だったので、クラブ3本を持ち、自転車を漕いでゴルフ打ちっ放し場に向かった。到着すると、混雑しており順番待ちとのこと。131番の整理券を手にとって、ソファに座って待っていた。30分ほど経った頃だろうか、ようやくアナウンスで呼び出された。

「131番、131番の方カウンターへどうぞ。」

カウンターに行くと店員のおばさまが「あ〜、4番なら空きましたが…」
と、なぜか控え目な感じで打席番号を知らされた。

(なんでそんな言い方をするんだろう…)ちょっと心配になり「あ、4番はイマイチなんですか…?」と、聞いてみると…

「隣の3番は左右兼用打席なので、左利きの方が来たら向き合う形になってしまうんですよね…」とちょっと申し訳なさそうに言った。

つまり golf

「なるほど…そういうことですねー」と僕が返すと、彼女は急に満面の笑みになり、嬉しそうにこう言った。

「でも、絶世の美女が来るかもしれないですよ!ずーっと向き合って練習できるかもしれませんよ。」

「じゃあ、是非!!」と話に乗ってあげたいところだったが、くるっと顔を回してラウンジにいる整理券を片手に持ったおじさんの群れを確認すると「そんな可能性低いでしょ!おじさんばっかりじゃないですかー!」と僕は返した。

「ワハハハハ!ですよねー」と、店員のおばさまも手を叩いて大喜び。隣の20代の男性スタッフもクククと笑っている。なんだか楽しそうな職場だ。

「次の打席待ったら、すぐ空きますかね?」
「はい」
「じゃあ、待ちますね」というやり取りをし、またソファに戻った。

(あの人はアドリブでああ言ったのかな?だとしたら凄いよなぁ…)そんなことを考えながら待っていると2分後にすぐ呼び戻された。

「いいところ空きましたよ!10番。ど真ん中の打席です。よかったですね〜。」と店員のおばさまは人懐っこい。

「おばちゃん、さっきの本当にすごいなー。あの場でアドリブで言ったんですか?」と聞くと、「はい。あ…いや…実はある日思いついて、言ってみたらお客さんが“へー!”と嬉しそうな顔してOKと言ってくたんですよ!それから毎回言うようになりました」とのこと。

素敵なおばさまだ。

お客さんを楽しませ、自分も仕事を楽しみ、周りのスタッフも楽しませている。
そして、なによりも彼女の笑顔と明るい笑い声が強く印象に残った。

ど真ん中の10番打席で練習をしながら右端にある3番打席に誰が来るかハラハラしながら、何度もチラチラ覗いた。

20分後。ようやく3番打席に人が入った。

それは、お腹がぷっくりと出た白髪のおじさまだった。

今日も素敵な1日を。

美女

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さて、いかがだったでしょうか?凄いおばさまですよね。では、最後に10秒問題に取り組んで頂きたいと思います!

【グルグル遊び10秒問題:名ゼリフに挑戦!あなたならなんて言う?】
あなたはゴルフ練習場のスタッフさんです。お客さんに喜んで4番打席に入ってもらうためのセリフを考え、答えをコメント欄に記入してください。
(制限時間 10秒)

すごい

みなさんの回答を楽しみにしております!
よい週末を!